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賃貸物件での設備投資の経理処理

飲食店やクリニックなどテナント物件で入ると、内装や部屋の区切りなど造作を施すことがほとんどだと思います。

居抜きでない限りは、借り主持ちで内装をやり直しますよね。

この造作、建物付属設備とかで15年くらいで償却していませんか?

国税庁のホームページや質疑応答集などではこれは間違いとされています。

自社物件なら最初から内装まで施工して引き渡しになるし、内装込みで建物になります。鉄筋コンクリートなら当然40年前後の耐用年数、定額法という理屈です。

自社物件とのバランスで、賃貸契約が更新しない約束でない限りは同じように処理することなります。

ただし、建物本体が鉄筋コンクリートでも造作が木製であったり材質が異なる場合には造作の材質にあわせた耐用年数で償却することになります。

結構間違っているケースは多いと思います。間違っていても税務署も気づかないから指摘されることもあまりないと思いますけど。

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