◆ 増客増収に向けたマーケティング戦略の必要性
中小経営においても増客増収のための打ち手を行わなければ、お客様も収入も自然増していきます。
それはインターネットの普及や勝ち組と負け組みの二極化、人口減少社会の到来などを考えても明らかだと思います。
そして経営者の姿勢や理念を知ってもらえないと起業とユーザーとの間でミスマッチが生じてしまいます。
そのためにもマーケティング分析を行い、PR活動を行っていく必要があるのです。
◆ マーケティング分析の基本
一般的なマーケティングの基本的な流れは次の通りです。
1.市場ニーズの把握
中小企業における市場ニーズの把握としては、商圏の分析や競合店の分析、商圏の人口構造などを把握していきます。
また、必要に応じて利用者からのアンケートなどを利用する方法もあります。
2.データの集計、分析検討
コンピューターなどにより、データを集計し統計的な数値に置き換えて分析検討を行います。
3.商品、製品等の企画立案
マーケティングリサーチで得たデータを集計分析しそれを商品や製品の企画立案に活かします。
中小企業の場合にはこれらのデータをもとにサービス内容やサービス全体の企画を立案していきます。
4.販売ルート、数量等の検討
商品戦略が立ったら次に販売ルートの選定や販売戦略の立案を行います。
中小企業においては上記の企画に基づいて人の配置や仕入を検討することになります。
5.PR、キャンペーン等販売促進の検討
最後に以上を推進する販売促進計画を検討します。
広告戦略やキャンペーンの企画などの選択肢のうちから経営方針にふさわしい方法を選択します。