経営者にとって、資金情報は生命線ともいわれます。
「勘定あって銭足らず」
なんてことがないようにしなければなりません。
そのためには、経理データをもとに資金管理を怠らずに行いましょう!
「資金を知るために必要な情報」
・直近の資金繰りの予定はないか?
・これまでの収支のバランスに問題はないか?
・6ヶ月の資金繰り予定は?
・売掛金の回収予定、買掛金の支払予定は?
・借入金の返済予定は?
・手形の支払期日は?
・毎月の定期的な支払い予定は?
また、キャッシュフローに影響を及ぼす事項として貸借対照表を見たときに次の点に注意しなければなりません。
『資金管理で確認すべきポイント』
・売上債権は増加していないか?
・在庫は増加していないか?
・運転資金はいくら必要か?
・借入金額は適正か?
また、資金繰りを円滑に行うために資金繰り計画や資金繰り予定表を作成するとよいでしょう。
世の中には、黒字倒産という言葉があります。
また、赤字でも資金が回ればなんとか事業を継続できます。
中小企業の経営にとっては特に資金管理が重要といえます。