僕が大学受験をしたのは…もう20年以上前のことですが、勉強法や暗記術などは特に気にしたことはなくて、語呂合わせなんていう方法なんてほとんどやったことはありません。
単語帳などの暗記ツールは役に立つ?
単語帳なんてものもときどき作ることはありましたが、結局作ったときが一番頂点です。
たいていは、作ったことで満足感を得て終了ですよね。でも、年号や数字なんて簡単に覚えることはできません。
税理士試験なんて数字を覚えることが多いのですが、数字だけ単独で覚えることはあまりないので数字を暗記するということは実は少ないです。
丸暗記が通用する世界ではないです。計算問題をひたすら解くから、算式も体で覚えます。
実務で暗記は必要か?
仕事を始めるようになると暗記主体の勉強から、現場でのアウトプットが求められるようになります。もちろん、仕事でも暗記は必要です。
では、なんのために暗記したり覚えないといけないのでしょう。それは効率化と、お客様に不安を与えないためです。
日常の仕事でいちいち調べてはいられません(最終的には数字があっていることはチェックします。)
相談を受けるために調べていては、この先生大丈夫??という感覚になってしまいます。常に税務六法や法令集を持ち歩いているわけではないので、ある程度は即答できる状態を保つ必要があります。
でもこれは暗記ではなく、「頭にいれておく」レベルなのかもしれませんね。
本当に役にたつ勉強ツールは何か?
ということで、本題に移りましょう。仕事ではいろいろなツールが必要となります。
文房具や電卓、ノートといった物理的なツールではなく、ノウハウやフレームワーク、●○術的な思考の為、考えるための道具です。仕事を始めるといろいろ試します。
自分流にアレンジした手帳を使ったり、経営コンサルタント顔負けのフレームワークなどを使う人もいるでしょう。インプットとアウトプットが求められ、向上心あふれたビジネスパーソンであれば常にアンテナを張ってこういったものの情報を集めていると思います。
でも、なかなか勉強方法が定着しないというのが実際だと思います。
僕もそんな一人です。
ビジネス書を読んだりいろいろ試してみるのですが、これだ!というものが見つからずにいつも探している状態です。
自分探しの旅と同じかもしれませんね。
そんななか、プラスオン!の勉強会でもご一緒させていただいているアメブロガーのラーニングリプレゼンターこと、シュエさん が活用しているマインドマップについて少し教えていただきました。
頭の中を整理するノート術だとおっしゃっていましたが、上級者になるとノートにアウトプットしなくても頭の中にマインドマップのようなイメージが広がってくるということで、ビジネスや記憶術、会議録などいろいろなものに応用できる可能性があるようです。
マインドマップが万能で最強のツールであるかどうかは、まだまだ勉強したてで使いこなせていないのでわからないです。
でも一つ思ったことがありました。どんなツールであっても、少しかじったくらいで批判や批評はできないということです。
口コミサイトに書いてあるような、あの店は美味しい、あの店はまずいというのとはちょっと違うような気がします。
自分にとって使いやすくて、便利なツールが一番しっくりすると思いますが、結局は道具です。道具である以上、初心者と上級者では見えている世界が違うはず。
英語だってそうだと思います。勉強したてや、大学までやっても結局英語は覚えることばかりで楽しくないのです。使って、コミュニケーションが広がって、行動範囲が広がってくればきっと英語って楽しい!と思えるはず(もちろん僕は楽しくないレベルです)
一方でマインドマップは初心者でも楽しいツールです。だから誰でも簡単に取り組むことができそうです。万能ではないかもしれませんが、記憶や発想、整理などといった領域については網羅できるツールであると思います。
ビジネスなどで必要となるようなスキルをある程度細分化していって、その属性ごとにツールを当てはめて活用できればスーパービジネスパーソンなれるかもとちょっとした妄想をしてしまいました。