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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指す税理士のブログ-TaxAccounting&Financial Planning

法学部ではなく商学部出身の税理士がビジネス法務検定試験で法務の基本を学ぶ

会計事務所の仕事は本当に幅が広く、「よろず相談所」なんて言われたりもします。 

 

税務のことだけでなく、経営のこと、人事のこと、家族のこと…それこそ社長の家族以上に家庭内のことやお金のことを知っていたりもします。

 

会計事務所だから数字は強いはず…まあ、ある程度は強いです。

 

それでは法律は??

  

税理士の試験は会計科目である簿記・財務諸表論と、法律科目である税法の大きく2種類の科目から構成されています。

 

簿記と財務諸表論は決算書を作ったり、会計理論を勉強したりしますが、法律科目については税法の暗記と組み合わせ、計算となります。

 

税法の試験は、さらに理論の問題と計算の問題にわかれますが、理論はほぼ条文の丸暗記となります。

だから、別に法律の勉強はしません。

 

基礎法学的なものもなく、スタートします。

 

まあ、法律と政令と通達があるとか、○条○号○項が基本だよっていう話くらいはサービスで教えてくれるかもしれませんけど。

 

予備校でも、科目合格制のせいなのかベテラン受験生と、税法初めての初心者が一緒の授業を横並びで教えるため、あえて法律の基本を一から教えることはないと思います。

 

もしかしたら講師自身がそういったベースの知識を知らないのかも知れない。

 

実務についても法律の基礎がなくても別に問題ありません。

 

おそらく税理士の大半は法学部以外の学部出身者です。

 

日商簿記1級が受験資格になるあたりからいっても、商学部や経済学部といったところが多いのでしょう。

 

自分も商学部出身のため、あまり法律の勉強をした覚えはなく… 

 

唯一勉強したのは、宅建の試験のときぐらいかな。

ということで前置きが長くなりましたが、法律の勉強をしようと思って買ってきたのがこちらの本です。

 

法律の勉強のベースとしてとりあえず試験でも受けたほうがやる気がでるだろうという感じではじめてみました。

 

合格率も高そうだし、国家試験でもないし…とたかをくくっていましたが意外に範囲が広い感じがします。

 

試験のためではなく、法律を学んでリーガルマインドを高めるのが目標なのであまり負担にならない程度にがんばります!

 

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