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時間は過去から流れているのか、未来から流れているのか??

時間の流れの概念について考えたことがあるか?

最近、少しだけ時間の概念について考える機会がありました。

苫米地英人氏の書籍ででてくる概念ですが、未来から流れているという考え方もしっくりときます。

それでも、過去から流れているのかというのも捨てきれず、未来から流れているのかについて悩ましいというか、どっちなんだろうというのが感想ですが、自分としては「時間は未来から流れている」と考えることにしました。

過去から流れていると考えていては過去の自分を超えられない

時間は過去の積み重ねであり、不確定な存在である未来ではなく、事実の積み重ねである過去ベースで考えるというのも確かにあります。

「過去→現在→未来」という時系列で考えると、なんとなくですが腑に落ちる感じはします。

でも、過去から流れてくると考える人は過去の自分を超えられない・・と思っています。

人間の脳は、「経験したこと」と「単に想像しただけのこと」の区別はできないそうです。これもちょっとびっくりな話なのですが、だったら過去って本当に事実の積み重ねなのかすら微妙な感じです。

成功体験を積ませる・・なんて言いますが、成功体験も失敗体験も実はたいした話ではなく、中途半端な成功体験で中途半端な自己限定をもってしまうと、中途半端な自分を超えることができないのではないかと思います。

ホメオスタシスを超える

ホメオスタシスという言葉があります。

恒常性の維持などと言われていますが、人間はそれぞれ自分にとって気持ちのいい領域でしか生きられず、心地のよい領域を超えてしまうと、修正力が働いて知らず知らずにもとにもどってしまうという考え方です。

つまり、一度できあがったコンフォートゾーンからはみ出してしまうと、無意識に自己修正してしまうのです。

ダイエットなどがいい例ですよね。せっかくダイエットをしても、太った時のセルフイメージが残っていると、リバウンドしてしまうのです。

食べすぎてしまったり、気を抜いてリバウンドするのではなく、変化を好まない無意識の自己がセルフイメージの通りに戻してしまう、という話です。

成功体験でも失敗体験でも、過去のイメージからでは理想のセルフイメージを作り出すのは難しいのではないかと思います。

時間は未来から流れていると考える

今、この瞬間にも時間は流れています。今はもう次の瞬間には過去なのです。

つまり、今→過去です。

そして、これから起こりそうなこと、予測可能なことは、すぐに今になります。

明日、明後日のことではなく、数秒先の話であれば、ほぼ確実に今になるのがわかるでしょう。

リンゴを手から離すと万有引力の法則で、地面に落ちるのです。

つまり、未来はすぐに今になる、未来→今です。

結果的に、未来→今→過去という法則が成り立ちます。

未来は不確実ですが、イメージは無限に作りだせます。

過去の自分ではなくて未来の自分ですから、メンタルブロックや思い込みに基づいたセルフイメージではなく、自分のなりたいセルフイメージを作ればいいのです。

なりたい自分になるのであれば時間は過去からではなくて未来から流れていると考えたほうが脳にとっては都合がいいように思います。

時間という爽やかな風を全身で受け止めよう!

時間が未来から流れているいうイメージを持てば、なんとなく時間という爽やかな風が前から吹いてくるように感じられませんか?未来から時が流れてきて今を体感して自分の存在を通り過ぎて過去に流れていく。

両手を広げて、大きく息を吸って、目を閉じて、全身で時間をいう風を受け止めてみましょう。

これだけで、気持ちもポジティブに無限の可能性を感じられる、そんな風に思えます。

未来から風に乗って、いろいろな可能性と幸せを連れてくるといいな~

なんて考えながら過ごすと少しずつ時間や人生の意味合いが変わってくるかもしれませんね。

特に資格の勉強であれば過去の成功体験ではなく、未来の仕事のイメージだ大事だと思います。

宅建士の資格をとってお客様に重要事項の説明をしているイメージや税理士としてクライアントから信頼されて仕事をしているイメージ、未来の自分を現在に引き寄せることが合格の秘訣かもしれませんね。

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