カエル税理士の資産税研究ノート

横浜の相続税と事業承継に強い税理士法人、行政書士法人で働く税理士、行政書士、CFP、プライベートバンカーのブログ

資産税のプロになりたくて4000億円を節税した相続の神様のご著書を読んで勉強してみた

神様、仏様・・・

なんとなく勉強も一息ついたので、事務所の本棚から借りてきた「相続の神様」の本を読んでみました。

お金持ちのための最強の相続とある本の帯の左側に書いています。

-4000億円節税した「相続の神様」が教えるお金持ちのための残し方-

自称なのか、誇大広告なのかと思ってしまうキャッチコピーですが、おそらく出版社がつけたものでしょうから本人も気恥ずかしいのではないでしょうか。

よくよく考えるとタイトルもちょっとこっぱずかしい

こないだ著者の先生「相続の神様」にたまたまお会いしましたが、実際にお会いするとちょっとオーラのある感じのオジサンでした。 

お金持ちのための最強の相続

お金持ちのための最強の相続

 

パラパラっと読める感じですが、資産が5000万円以上の方を対象としているようですからお金持ちではない自分には関係がなさそうです。

それでも相続のお仕事をちょこっとかじらせていただいているので、なかなかわかりやすくて一般の方でも読みやすいのではないかと思います。

専門家が読む本ではなく、あくまでも地主さんとかオーナ経営者向けといったところではないでしょうか?

資産税のプロになるにはどうすればいいのか?

こないだ資産税のスキルをもっとあげたいと思ってノートを広げて考えてみました。

普通に仕事をしていても、もう少し戦略的に取り組まないと中途半端だなっていうのが正直悩みどころです。

それでも中小企業の会計や税務顧問をメインでやっている税理士よりも遥かにスキルは高いと思いますが、「相続の神様」に比べたら僕なんて猿みたいなもんです。

モンキーマジックですわ。

お猿さんの雄たけびーーーー!!

もっと自分のレベルをあげるにはどうすればいいんだ~!?

ということで、こないだ図書館でノートにちょこちょこっとメモしたものを読み返してみました。

ドラクエでいうと誰か代わりにレベルあげやっといてくれないかな?と思っているのですが、現実世界ではそんなことはないから自分でやるしかない。

メモッた内容は次のような感じ。 

1.普通のビジネススキルのレベルをあげる

実は税理士界隈の人たちは普通のビジネススキルが低いまま経験値があがってしまうことも多いのですが、自戒を込めて普通にビジネススキルをあげていきたいと思います。

特に重要なスキルがこんな感じのもの。

  • ヒアリングや傾聴のスキル
  • プレゼンテーションスキル
  • ファシリテーションスキル
  • マネジメントスキル

うーん、横文字ばっかりだ。

こういったスキルって事務所に入っても誰かが教えてくれるわけではありません。

なぜならほとんどの先輩税理士がもっていないスキルだから、独学しかないのです。

僕は昔は、野口吉昭さんのコンサルタント~~力のシリーズが結構好きで読んでいました。

身に付いたかどうかはわからないけど、コンサルタント的な仕事がやりたくて思考だけでも真似てみたくて読んだものです。

 

コンサルタントの「質問力」 (PHPビジネス新書)

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 2.ファイナンシャルプランナーの知識とスキル

相続税の申告でも重要なのが金融商品や保険の知識です。

ライフプランやライフステージに関する基本的な考え方や経済や株式なども知識として知っておくといろいろ便利だと思います。

税理士とFPのダブルライセンスという人も多いと思いますが、FPの知識は相続税や資産税では必須といえそうです。

もちろん、FPの試験勉強でも税務の知識がベースになるので有利ですから、税理士試験の勉強中の方も同時進行で勉強をすると実の幅が広がると思います。

3.法律(私法関係)

税法は公法の分野に入ると思いますが、会社法や民法などの私法の分野も特に資産税では重要になります。

事業承継の分野であれば会社法ですが、地主さんでも管理法人などを作って相続対策をすることが多いので、あらゆる分野の資産家で会社法の知識は役に立ちます。

医療法人や一般社団法人などの中間法人的な分野でも会社法というベーススキルがあれば相違点で理解したりという感じに知識の幅を広げるにも使い勝手のいい知識だと思います。

さらに重要なのが民法です。

税法でいえばすべての基本が所得税に詰まっていると思いますが、まさに民法は一般法ですからベース知識としてマスターしないといけない知識です。

資産税でも欠かせない不動産、信託などの分野の基本になる法律ですから民法を中心に勉強が必要です。

4.税法-裁判例、判例、訴訟や裁決まで含めて

最後にやっとでてきた税法ですが、単に所得税、法人税、相続税などの税法をマスターするだけではまだまだひよっこさんです。

さらにそこから掘り下げて、裁判例や判例、裁決なども覚える必要はないと思いますが、読めるようにならないといけない。

いやいやその前に条文すら読みこなせてない、そんな税理士も多いと思います。

まずは法律が読めるようになること、そして法律を学ぶ技術を身に着けることから始める必要があります。

 

元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[改訂第3版]

元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[改訂第3版]

 

 

以上、もう少し細かくいろいろメモしていましたが、大枠でまとめるとこんな感じの4項目に落ち着きました。

うーん、絶対に仕事を毎日がんばってもダメで、同時進行で知識の習得をあわせてやっていかないと身につかない感じです。

インプットとアウトプット両方やるのが資産税実務の勉強なんだなって書きながら実感しました。

考える前に手を動かせ、頭を回せって感じはしてしまいますが、神様に追いつけるように精進いたします。

 

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