資産に関する税務という分野の仕事があります。
不動産関連の税務、株式関連の税務、相続税関連、会社の資本政策、これらが主な業務範囲となる。
専門的に特化すれば強みを発揮するが、ビジネスモデルとしては営業面で課題が残る。
つまり、狩猟民族的か、農耕民族的かというと狩猟民族的にならざるを得ない。
仕事が単発になりがちだ。
また、クライアントの抱えている問題はもっとトータルなものである。資産税務的な発想だけでは解決できない。
税理士の仕事のやり方として資産税務の専門家は自分たちを外科医に例える。外科的な手法は我々の仕事では重要なこと。
大事なことは内科的な対処療法に外科的なテクニックをどうやって取り入れていくことにある。あくまでもベースにあるのは日々の月次監査の積み重ねなのだと思う。