夏休みやお盆の帰省など家族や親族で集まることが多い季節です。
年に数回、親族で集まるこの機会こそ、遺言や将来のことについて考えるチャンスです。
・将来の介護はどうするのか…
・両親のうち残された方の面倒を誰がみるのか…
・お墓はどうするのか…
・財産はどう分けるのか…
亡くなったあとでこういったことを考えたり、決めたりするのは感情論になってしまい、難しいものがあります。
だから、元気な時、家族の仲が正常なときにこそ聞きにくいことや、話しにくいことは話しておいたほうがいいと思います。
誰しもトラブルは避けたいものです。損もしたくないけど、争うのも嫌なものです。
だから、親に決めてもらったほうが逆にすっきるするかも。
兄弟で将来のことを決めたとしても、仲のよいときの口約束です。
少しはお酒がはいってるかもしれないし、あとで反故になるかもしれません。
立場や、環境が違うときに決めたことですから、「あの時こういったじゃないか…」っていうのは無にしましょう。
方向性だけでも考えおく、両親の意見も聞いておく、それだけでもいいと思います。
法的に遺産の方向性を決めるのであれば、ご両親に遺言をお勧めしましょう。
今年の夏は家族で集まって、ちょっと真面目な話をしてみませんか?