弁護士ではないので仕事に直接関係ないのですが、税務訴訟の第一人者として知られ鳥飼先生のノウハウが学べるのではないかということで読んでみました。
こういった稼ぐ稼げないといったノウハウ本は営業方法などうすっぺらな内容が多いように思うのですが、すばる舎のこのシリーズは割と重鎮的な人や大御所の人が書いているものが多いようです。
営業的にこういったツールを使ったり、ホームページをいかに活用すればいいかというのも確かに大事ですけど、そういったものよりも本質も大事ですから。
本の中身については本屋さんで立読みをするか、購入していただければわかります。
王道的な内容の話で、自己啓発的な内容も含まれています。
「専門性と人間性」を身につければ自然に仕事がついてくるという話でした。
弁護士だからといって特殊なことはなく、全ての士業に共通の話だと思います。
我々税理士も専門性が重視される時代になってきています。
記帳代行や税務申告といった手続きではもう差別化することはできないでしょう。
人間性以前の問題で、サービスのライフサイクルとしてはすでに衰退期に入り込んでいるからです。
人間性がどんなに優れていてもサービスをアップデートしていかなければ稼げるようにはならないとおもいます。
それが専門性ということにつきると思います。
専門性を磨き、それをオープンにアピールしてこそなのだと思います。
専門性と人間性か…当たりまえのことですが、結構深い話だよねっていうのがこの本を読んだ感想です。
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