コロナショックといわれるようにいよいよ実体経済の悪化も数字的に表面化してきていて、相変わらず日経平均株価の上値は重い状態が続いています。
このままジリジリあがっていくのか、再度下落に転じていくのか・・・
こんな時はなかなか投資をスタートするには勇気がいるところですよね。
こんなときこそ積立投資をすべき
でも、こんなときこそ積立投資を続けるべきだと思って取り組んでいます。
実際には取り組んでいるというかほったらかしているだけですけど。
なぜ積立投資を勧めるかというと、長期的にみると平均回帰的な傾向に向かうと想定しているからです。
別に大きく儲けたいわけではないし、定期預金や定期積金で積み立ててても運用益は得られないので、少しでも利回りのいいもので運用したいと思っています。
短期的にまとまった資金でハイリターンを得ようと思えばハイリスクになるのは何となく自分も理解しています。
これが長期積立投資になればリターンのぶれも少なくなる半面で、リスクも平均化していくと思っています。
遠近法で考えてみる
あくまでもイメージレベルですが、近くでみると大きく波打っているように見える波打ち際でも遠くから見るとそれほど波が高いようには見えない、、というような現象だと思います。
専門家の方からは怒られるかもしれませんが、結局そういうことではないでしょうか。
近くから見ると・・・こんな感じ
↓
遠くから見ると・・・こんな感じ
↓
遠くから見るとそんなに大したことはないように見えます。
人生と同じですかね、そのときのその局面では大変な事態のようにパニックに陥ることもありますが、後から振り返ってみると大したことがなかったりします。
投資も仕事も人生も、、大きく俯瞰してみることが結構大事だなあと思っています。
実際にはどうやっているの?
実際に自分がどうやって積立投資をしているのかというと、給料日にまとめて積み立てるのも芸がないので10日ごとに三回にわけて積立の設定をしています。
楽天証券では楽天カードを使ってカード払いでの積み立てもできるので月初はポイントが付く楽天カードを使い、そのほか10日と20日も同額で積立を行っています。
積立をしている商品は、米国株式と全世界株式に投資する投資信託で、特に特殊なものではないと思います。
別にこれが正解というわけでもないし、お勧めしているわけではないですが、何となく手数料や信託報酬が低いものを選んだ感じです。
10日ごとに5万円ずつ合計15万円を毎月積み立てをしています。
投資をはじめたときは日本株で運用していたので現物の日本株もまだ持っているのですが、これも値動きを見るのが面倒くさくなってきたので、長期で保有しておきたい応援銘柄以外は相場が回復したら売却してこれらの積立投資に組み入れたいと思っています。
基本的にはバイアンドホールド戦略なのですが、個別株よりもインデックス投信のほうが最近では魅力的に感じています。
これ以外にiDeCoと積立NISAを満額で23,000円+33,333円も別途積立投資しているので毎月20万円超を自動的に積み立てていることになります。
現状で儲かっているのか、、と言われると・・・マイナス5%くらいです。
損してるじゃねえか・・・という話ですが、まあこういう時期ですから仕方ないところ。
現物の日本株でもっている分はコロナ前は全体でプラス10%の含み益くらいだったのが、今ではマイナス10%の含み損になっていますから、それに比べれば5%はリスク軽減ができているようにも思います。
これを長期的に積み立てが継続すれば平均線上にプロットされてくるでしょうから、どんどん振り幅は狭くなってくるはずです。
積立投資をやめたくなったら・・・
とはいえ、やっぱり下げ相場や調整局面が長く続いたり、踊り場が継続すると不安になります。
とりあえず週末に水瀬ケンイチさんの本を読んで気持ちを落ち着かせてみました。
このスタイルで間違ってない、、、うん、たぶん・・と少しだけ安心しました。
精神安定剤的な感じではあります。
積立をやめないことが大事。