資格ライフ.COM 

プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指すブログ-TaxAccounting&Financial Planning

40代からの老後資金の準備として取り組んでいることを紹介してみます

f:id:financial-tax:20200926220838j:plain

人生100年ということで老後を考えて資産形成を学んでいるところではありますが、やはり基本は積立投資なのかなと思っています。

今ある財産を分散投資するよりも、時間分散もしながら投資ができ、しかも毎月の給与からしっかり積み立てることから節約意識も身につくように思います。

 

自分で既に始めているものと、来年平成31年からスタートしようと思って準備をしているものがあるので自分の取り組みを少し紹介したいと思います。

iDeCoを活用した積立

ⅰDeCoについては既に皆さんご存知の通りと思いますが、確定拠出型の税制優遇積立となります。加入条件や限度額は属性により異なりますが、会社員で会社で厚生年金に加入している場合(確定給付型の企業年金やDCに加入していない場合)には毎月2万3千円で年額27万6千円まで所得控除ができることになります。

証券会社や保険会社、銀行などで加入申し込みをしてWEBで実際に投資をする金融商品を選択することが可能です。所得控除ですから所得税の税率によって節税効果が異なります。当然ですが高額所得者のほうが所得税率が高いため節税効果が高くなります。 

自分は3年くらい前からⅰDeCoで月額2万3千円ずつ積み立てをしていますが、ひふみ年金で積み立てているためこれも日本株の下落とともにかなり含み損の状態になってしまっています。
www.ideco-koushiki.jp

生命保険を利用した積立

年末調整や確定申告で所得控除できるものとして生命保険料控除というものがあります。現在は3つの区分に分かれていてそれぞれ最大8万円の保険料で控除額が4万円、合計12万円の控除となります。旧生命保険料控除の対象のものがあると多少複雑な計算になります。

生命保険料控除も考え方によっては節税効果を利用しながら毎月積み立てが可能なものですが、保険会社の手数料に該当する部分があるため必ずしも運用に向く商品とはいいにくいところもあります。また、運用ではなく保障にあたる部分もあるため本当にその保険が必要なのかどうかも考えながら検討をすべきでしょう。

それでも家族のために必要な保障を受けながら老後に向けた資産形成を所得控除をうけながら行うというところで選択肢の一つとして考えてもいいように思います。

自分の保険のかけ方としてもこの12万円の控除をなるべく使い切る感じにしながらもある程度は保障と積立のバランスでかけています。月額5万円くらいの保険料だから年間60万円くらい。単純に万一のときの保障が必要なのと、解約返礼金である程度戻ってくる見込みであること、節税効果の3つで保険は選んでいますが、子供がいるわけではないので死亡時の保障の部分よりも老後保障を重視したいと思っています。

積立NISA

通常のNISAと積立NISAのどちらがいいのか?という話はありますが、自分は積立NISAにしてみました。年間40万円までの非課税投資口座になりますが、こちらはⅰDeCoとは異なり運用益部分が非課税という話です。ⅰDeCoは全額控除ですから検討するならまずはⅰDeCoからではないでしょうか?

年間40万円ですから月額にならすと33333円となります。最後の月だけ調整して年間40万円になるように設定をしましたが、最初にお付き合いでNISA口座を銀行で設定してしまったので証券会社に変更できることを認識してから申し込みをしたため実際の積立は平成31年の1月からとなってしまいました。

積立NISAでも自分が運用した投資信託をあらかじめ決められている候補の中から選択することになりますが、僕はひふみプラスとひふみ年金で懲りたので今回は基本的にはかなり保守的な運用をしている投資信託にしました。運用益がなければ非課税口座の意味が本来ないように思うのですが、それはそれで強制積立で別枠運用していければ将来的にはやっておいてよかったということになるのでしょうから気にしないことにします。強制積立ということが本当は一番大事な気がします。

 

 

外貨MMFと投資信託の積立投資

上記とは別に外貨MMFと楽天証券で投資信託を5万円ずつスタートしました。

外貨MMFは円高が進みそうだし、日本の普通預金よりも金利が大きいのでとりあえず毎月しばらく積み立てをしようという形で、楽天証券の投資信託は基本的には楽天ポイントねらいです。 

www.sikakulife.com

自分の老後資金は自分で準備する時代

以上こんな感じですが、保険と投資信託の積立の額は合計で月額20万円くらいになります。月額20万円で年間240万円、65歳まであと20年ですから4800万円・・・ですが、お金の動きは山あり谷ありですから毎月20万円の積立が20年間続けられると思っていません。

最後の外貨と投資信託については余裕があるときやポイントがつく間だけで考えています。最低限は節税効果のあるⅰDeCoと積立NISA、生命保険ですから実際は月額10万円くらいを20年間続けられれば老後資金の準備はいいのかな?と思っています。住宅ローンが終われば多少余裕もでてくるのかもしれませんけど。

税理士法人といえども中小企業ですし、厚生年金と中退共だけでは老後の生活も不安があります。自分年金ではないですが、自分で貯蓄をして準備をしたいものです。

ただし、あまりにも貯蓄を意識するあまりに使うべきところでお金を出し惜しんだりせずに、自分自身のキャリアやスキルに投資することも意識して取り組みたいところですね。資産運用でお金を増やすよりも自分の稼ぐ力を増やすほうがよっぽど安全確実な気がしています。

来年は特に新たな資格試験の受験は考えていませんが、読書とか勉強に関する部分にはしっかり資金を投じてやっていきたいと思います。

www.sikakulife.com

【SPONSOR LINK】