なんだか税法条文というのは読みにくい法律です。
税法を読みなさい・・・とは言われてたけど・・
昔の税理士予備校の先生は「条文をきちんと読みなさい」、、とよく言っていました。
自分はこの話をほとんど真に受けませんでした。
なぜなら、合格するためにはもっと効率のよい方法があるからです。
結局はほとんどの人は理論マスターとか、理論サブノートとかのまとめ教材を使って試験勉強をしていたと思います。
実務に入ってもなかなか税法をきちんと読むことはなく、うちの事務所でもいつの間にか税法六法すら購入しないようになってしまっています。
まあ、ネットの法令データベースとかがあるので、あの分厚い条文集を購入する必要はほとんどなくなっています。
そうなると、実務でも通常使うのは質疑応答集やら解説本が中心になってしまって、ますます条文から遠ざかるわけです。
実務ではきちんと条文から勉強しないといけない、、と思いきや忙しいなかでおろそかになりがちではあります。
習慣ですから、受験生時代に条文を読む癖をつけておけばよかったのかもしれません。
そんな中ですが、夏場になると業界的には多少時間があいてくるわけで、勉強する時間もでてきます。
そういうことで、一念発起して今年は税法を学び直そう!と思って、条文の読み方の書籍から入ってみました。
おかえりモネでモチベーションアップ
朝のNHK連続テレビ小説、「おかえりモネ」では、気象予報士を目指しているのですが、その試験勉強のスタートでも漫画や中学生レベルから始めたほうが挫折しなくていいというような話がありましたよね。
いきなり税法の条文を読むのではなく、条文を読むための準備のための「読み方の解説」からスタートしてみました、、という感じになっています。
ところで、「おかえりモネ」の舞台は宮城県の登米市と気仙沼市です。
最近は三陸沿岸道を使って岩手県の宮古市に行くことがあるのですが、登米市も気仙沼市も通過することは時々あります。
今回、「おかえりモネ」を見ることになったのは、自分も気仙沼にはゆかりがあるため、懐かしさ半分でみているところです。
ヒロインが気象予報士を目指して勉強するということで、ドラゴン桜っぽくはないですが、社会人受験生あるあるも紹介されるような部分もあります。
特に東日本大震災の被災者の葛藤を描いている部分も多く、まだまだ支援は必要とは思いますが、再生途上を描いたドラマになっていると思います。
録画して毎日帰宅した後で見ていますが、日々の仕事や勉強もモチベーションもアップしているような気がしています
税法の勉強のための本
話題を戻して、税法の読み方の勉強のために読んだのがこの2冊です。法律の読み方という感じではほかにも読んでいるのですが、特に参考になったのはこの2冊かな、、と思います。
ちょっと古い本ではありますが、自宅の本棚にあったので、再度読んでみたという感じです。新しい本を買うほどでもないので、ちょうどよかった。
さらに、せっかく読み方を勉強し直すのだから、、ということで、条文集を片手に早朝のジョナサンへ行きました。
とりあえず、この辺から税法を勉強し直しです。