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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指すブログ-TaxAccounting&Financial Planning

立ちはだかる無力感の壁を乗り越えるただ一つの方法とは?

ライスワークとライフワーク、どちらを選ぶ?

昔のことを思い出すと、いつも無力な自分の姿が目に浮かびます。

別にお金が欲しくてやっている仕事ではないけど、気が付くとお金のためや生活のために仕事をしているような錯覚を感じることがあります。

誰が言い出したのかわかりませんが、ライスワークとライフワークなんていう言葉があります。

ライスワークとは文字通りご飯を食べるための仕事で、生活のためにやる仕事です。

ライフワークというのは人生をかけて取り組むような仕事だと思っていますが、言葉の使い方は人それぞれかな。

男なら、いや男に限らずともできれば本当にやりがいのある仕事、誇りを持てる仕事で生活もできて、人生をかけることができれば最高ですよね。

でもなかなかそんなことは難しいものです。

ライフワークで生きるのは難しい。

あるがまま我がままに生きるのは厳しいのが世の常で、自由業とは不自由業と知るべしなのが士業の世界だったりしますよね。

昔から花の慶次が好きなのですが、傾奇者って実力や能力がかなり高い人がやらないとただの痛い人って感じです。

僕はこの傾奇者になりたかったのです。 

花の慶次-雲のかなたに- 文庫版 コミック 全10巻完結セット (集英社文庫―コミック版)
 

 

 

1996-旅の始まり-僕たちの就職活動の頃の話

学生の頃、一人前に就職活動なんてやってみました。

まわりのみんながやっているし、この時期に学生がやるもんだから・・という感じです。

高校生か大学生の頃にみた「就職戦線異状なし」なんて映画が好きで、こんな風に就職するんだろうな・・・なんて思いながら活動していました。 

まあ、この映画でも就職を控えた大学4年生の葛藤やらうまくいかない人生の理不尽さが描かれるのですが、こういったことがリアルガチに感じられたのはもう少し大人になってからでしたね、実際。

学生の頃は織田裕二とか的場浩司とか、坂上忍がでているようなそんな感じのちょっと大人の世界に憧れて、東京で大学生になって、そのまま都会で就職したらこんな感じの大人になるんだろうなって勝手に妄想していましたが・・・・

就職戦線異状なし [VHS]

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現実はドラマや映画とは違う-織田裕二にはなれないってこと

ただ、本当に妄想でした。現実はドラマや映画とは全然違う。

織田裕二にはどう考えてもなれそうにはない。

たぶん普通に就職しても僕が思うような妄想上の人生はないんだろうな・・って途中で気が付いてしまったんですよ。

ライフワークではなく、ライスワークに支配された人生って嫌だなと、ちょっと覗いた大人の現実の世界は全く魅力が感じられませんでした。

ああ、この面接をしている人たちも仕事をただこなしている人生なんだろうな

でもただの無力な学生にとってはあがなうことができない現実の壁がそこにはあるのです。

お金もない、人脈もない、スキルも資格もないただの学生。

バブルが弾けて、景気が冷え込んで、都市銀行や山一証券も倒産するような時代です。

武器を持たない若者がその壁に立ち向かうには厳しい世の中です。 

しんがり 山一證券最後の12人 (講談社+α文庫)

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そんな違和感と壁を感じた20代そこそこの若者、ただそこにあるのは無力感でした。

若い頃はこの無力感との戦いの日々でした。

それは資格をとっても変わらない、税理士という資格をもってもまだまだ武器が足りない。

ただ生活するだけの仕事ではなく、社会に貢献できるようなライフワークをみつけて、それに人生の情熱を燃やしたい、ということを目指して取り組んできました。

無力感の壁を突破するただ一つの方法

それでは立ちはだかる無力感の壁を乗り越えるにはどうすればいいのか?

それは意外に簡単で、力を手に入れることです。

生き残る術、組織の力によらずに自分の力で生き残る人生のサバイバル術を手に入れることです。

傾奇者になるためには、本音で語り、自由に生きても誰にも文句を言わせない実力をみにつけないとなりません。

どんなことがあっても食うに困らないためには、まずはスキルを身に着けて、知識や専門能力を磨くことです。

その一つが資格や読書で知識と思考力を身に着けること、そして実務の中で経験と応用力を磨くことです。

簡単にレベルをあげることはできませんから、地べたを這いずってでもスキルを磨くしかないのです。

地味でも、惨めでも、なんでもいいからとにかくやり抜くしかない。

そして、それは一度身に着けて終わりということではありません。

日々努力して日々進化することが大事だと思います。

2018-終わらない旅-未来に向けて

流石にそこから時間は流れて経験もスキルも手に入れて、無力感はなくなりました。

でも、心の炎を灯し続ければ、ライフワークをもって頑張り続けることはできると思います。

もっともっと頑張りたい、社会に貢献したい、実りのある人生を送りたい。

やはり人生のこの段階にきても、お金や豊かな生活のためではなく、志や夢をもっていきたいということなのです。

まだまだ足りないから挑戦できる、知らないことや未経験のことがたくさんあるからわくわくできるのだと思います。

ライスワークではなくライフワークで生きることができることに、過去の自分と支えてくれた親や家族に感謝をして、人生という終わりなき旅を実りあるものにするために、今週も頑張っていきましょう!

AIと人間力の融合!士業としてステップアップできるか?

最近、AIによる契約書チェックをする会社の社長の話を聞きました。

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弁護士さんがベンチャー企業を立ち上げて、ベンチャーキャピタルなどの支援を受けているというような話でした。

完璧にAI化できているわけではなく、最終チェックは弁護士が行っているということで、人間とAIがタッグを組んでいるというのが現状のようです。

Amazonなどのネット起業についても、実はクリックアンドモルタルとかオムニチャンネルというようにネットと実店舗の融合のような形が多いわけなので、士業でもAIと人間の力の融合というようなものが進んでいくのかもしれません。

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ただ、こういったビジネスが加速すると、やはり人間の力だけで行っている業務というのがとって変わることもあり得ます。

実際に作業的な業務について、IT化され、自動化されるとなくなるものもでてくるでしょう。

そんなときのために最近よく聞くのが、ヒアリング力や接客力というキーワードです。

士業として第一線で活躍し続けるためには、クライアントとの接点のところに注力するというのが動きとしてでてきています。

最終的な作業の部分についてはAIやIT化で効率化されたり、外注先などで集中的に安価で処理できるようになったとしても、クライアントからのヒアリングやコンサルティングといった部分については人間に分があるようです。

心理学的にも人間の本当の願いやホンネの部分はなかなか言語化されにくいといわれています。

傾聴のスキルなどを身に着けたり、カウンセリングやコーチングなどのスキルを活かして顧客接点と、最終的な判断の部分やプレゼンテーションの部分は人間が行う・・というような役割分担になるのかもしれませんね。

KindleストアでNHK出版新書フェアやっています-最大50%OFF-

Kindleアンリミテッドに申し込んでから、頻繁にkindle本のチェックをするようになっています。

読み放題の本で気になるものを探すのが中心ですが、ついつい読み放題以外の本も買ってしまいますよね。

Amazonおそるべしですが、やはり「ついで買い」に力をいれているなって思います。

ちなみにアンリミテッドでは横浜ウォーカーで読もうと思ってぽちっとしてみました。

いつの間にか横浜ウォーカーも季節ごとの発行になっていた・・・と思ったらWEBは充実していました。

こちらはこちらでこういった戦略なんですね。 

横浜ウォーカー 2018 夏 ウォーカームック

横浜ウォーカー 2018 夏 ウォーカームック

 

 

yokohama.walkerplus.com

NHK出版新書フェアやっています-最大50%OFF-

NHK出版の新書、やはりNHKだけあって教養度が高い気がします。

その中でも読んでみようかな・・と思った本をピックアップしてみました。

 最大50%なので、幅があるのに注意です。

セールは10月4日まで、あくまでも電子書籍Kindleのみのセールです。

働き方キーワード
「ミッション」は武器になる―あなたの働き方を変える5つのレッスン (NHK出版新書 553)
 
 お金キーワード

 

貨幣という謎 金(きん)と日銀券とビットコイン (NHK出版新書)

貨幣という謎 金(きん)と日銀券とビットコイン (NHK出版新書)

 

 

AI時代についての本なんて興味あります。
国語ゼミ―AI時代を生き抜く集中講義 (NHK出版新書 554)

国語ゼミ―AI時代を生き抜く集中講義 (NHK出版新書 554)

 

  

教養としてのテクノロジー―AI、仮想通貨、ブロックチェーン (NHK出版新書 545)

教養としてのテクノロジー―AI、仮想通貨、ブロックチェーン (NHK出版新書 545)

 

 

人工知能の「最適解」と人間の選択 (NHK出版新書 534)

人工知能の「最適解」と人間の選択 (NHK出版新書 534)

 

 

 秋の夜長の読書キーワード 
読書の価値 (NHK出版新書 547)

読書の価値 (NHK出版新書 547)

 

  

文章を論理で読み解くための クリティカル・リーディング (NHK出版新書)

文章を論理で読み解くための クリティカル・リーディング (NHK出版新書)

 

 

成功している人は、なぜ神社に行くのか?【感想】なぜ神社やお墓参りに行くと収入と幸福度があがるのか?

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お彼岸でお墓参りに行く機会も増えていて、この時期は神社でも秋祭りや例大祭などを行っているところも多いので神社に行くこともあるのかなと思います。

 

神社ってなんだか癒されるような感じがして好きな場所です。

成功している人は、なぜ神社に行くのか?

最近、心理カウンセラーの鳥居ミコ先生の動画を見ていて、気になった本があってので購入してみました。 

いつもの自分がやらないほうをやってみる

いつもの自分がやらないほうをやってみる

 

その本がこちらの成功と神社との関係についての本。

成功している人は、なぜ神社に行くのか?・・・なんだか最近こんなタイトルの本が多くないかと思いますが、神社というキーワードで書かれたビジネス書です。 

成功している人は、なぜ神社に行くのか?

成功している人は、なぜ神社に行くのか?

 

正直、スピリチュアルな領域にはあまり興味がないのですが、祈りとか感謝といった心理的な部分が人間力につながっていると思うので、こんな本もありなのかな?と思います。

神社とおかねと幸せ

さて、この本の中で参拝回数と幸福度との関連について書かれている部分(神社とお金と幸せ)があります。

年収があがるほど幸福になるのと同様に、年収に関係になく参拝回数が増えると幸福度があがるというような相関のようです。

難しいことはよくわかりませんが、おそらく神社という場所でお祈りすることで、精神的な安定を得ることが幸福度につながっているのかな?と自分なりに考えました。

宗教なんて太古の時代から人間の心が生み出したものなのだから、おそらくホモサピエンス的な脳のメカニズムになんらかの好影響を与えるのではないかと思います。

同じようにお寺であったり、お墓参りに行くの、人間固有の動物的な習性なのかもしれません。

先祖の供養をしながら自分自身を浄化する、儀式としてこれも心の栄養素として必要なものなのかな?

 

この本では観光地化しているような有名な神社に行かずとも近所の神社で十分ということも書いています。

かかりつけ医的な感じなのでしょうか?

人間力を磨くとは?

ビジネスという観点で考えてみると、人間力を磨くことが成功への道といわれています。正直、人間力ってなんだよ、抽象的だなって思いますよね。

おそらく人間本来のもつ自然な感性なのかな?と思います。

競争とか、差別とか、損得とか、そういったものを抜きにした人間本来の素直な心、愛情や尊敬、感謝・・・そんなものを思い出すきっかけが神社だったりするのかもしれません。

現世で汚れちまった悲しみを洗い流して、神や仏という一段高いところから俯瞰して自分を客観的にみる、神様がみているとかばちがあたるってことでどこか弱い心の抑止力につながる、そんなことが実は大事なことなのかもしれませんね。

人間関係のストレスから脱出するためにアドラー心理学で学んだ「嫌われる勇気」

まわりから好かれたいか嫌われたいかと言われると、正直僕も好かれたいって思います。

どちらかというと好かれたいというよりも、是非とも好かれたい、そしてできれば嫌われたくない、だって人間だもの。

嫌われるのと記憶されないのとどっちがいいのか?

数年前、中学の同窓会に出席してみました。

30年ぶりくらいに行ってみると浦島太郎状態ですが、何よりもショックだったのは、「ほとんどの人が僕のことなんて覚えていない」ということです。

僕はいわゆる勉強ができる子で、部活でも活躍していたのでそこそこ周りに覚えられているのでは?とおもっていましたが、覚えているのはその中でも同じクラスになったとか、同じ小学校だった、という人たち。

小6で転校してきたので、そこは記憶にあるわけです。

小学校で転校してきたアイツ・・・くらいなものです。

でも、中学から同じ学校になった人たちの記憶に残っていないのは、存在していないのと同じですから嫌われていたよりも、気持ち的にはもしかしたらダメージが大きいかもしれません。

それでも数人の人から久しぶりって声をかけられたので安心しましたが、爪痕も残さずにただ存在していたのかなって少し残念でした。

真面目に頑張っても嫌われる?専門家ほど孤独を抱える

過去を振り返るというのはあまりしないというか、実は自分でも中学の頃のことはあまり覚えていません。どっちもどっちか、とも思いますが、高校卒業後に地元をでたので思い出すきっかけがなかった、というのが一番だと思います。

でも自分の今までの人生を振り返ると、もしかしたら上昇志向が強かったのが原因かもしれないと思います。

昨日よりも今日、明日と、もっと成長したい、もっと強くなりたい・・ということで周りも見ず、後ろも振り返らず、そんな人生だったかもしれないと思います。

その一方で周りにも嫌われたくない、仲間外れになりたくない、不幸な人生は絶対に嫌、そんな弱さも抱えていたので、精神的にはかなりきつかったと思います。

自分の生き方やアイデンティティをしっかり確立できていないと、実は専門家やプロフェッショナルとして生きづらさや孤独を抱えることもあります。

税理士、会計業界の人手不足が招くストレスとは

税理士業界、会計業界は今、未曽有の人材不足です。

採用や求人を出してもなかなかいい人材が採用できません。

今いる人材に辞めてもらうと困るわけですから、スタッフに強く言うこともできずに所長や経営層の税理士がストレスを抱えることになります。

スタッフから嫌われたらどうする?辞められたらどうする?仲間外れにされたらどうする?

パワーハラスメントが問題になっていますが、部下から上司がパワハラを受けることも十分にあり得るわけです(もちろん、うちの事務所の話ではありません)。

そのため、多少スタッフの行動に疑問を感じても、やる気のない態度が気になっても、あまり強くでれないし、事務所運営もそれなりにソフト路線になってしまいます。

言いたいことを言えないのはそれはそれでストレスも高くなるし、何よりも事務所のレベルも下がってしまいます。

やる気のないスタッフが跋扈し、やる気のあって頑張りたいスタッフの気持ちをそぐことにもなりかねません。

こうなると、意識の低いスタッフに嫌われないようにしたために意識の高いスタッフに愛想をつかされる、といった負の連鎖が起こります。

スタッフともクライアントとも全ては人間関係の問題になる

仕事もプライベートも結局は人間関係が問題になります。

士業の仕事でいうと、スタッフとの関係、同僚士業との関係、提携先やクライアントとの関係、いずれにしても仕事のベースは人間関係でできあがっています。

専門家だから専門知識や書籍と向き合って仕事ができる、なんて甘いことを自分も最初は少し思っていましたが、実は専門家の仕事であっても人間関係の問題から切り離されることはありません。

逆にクライアントの要望を聴いたり、コンサルティングをするには傾聴のスキルが重視されるなどコミュニケーション能力は非常に重要になってきています。

つまり士業の仕事は基本的には人に関わる仕事なのです。

そして、その「人」には自分自身も含まれます。

自分自身とのかかわりも人間関係の大切なテーマとなります。

自分と未来は変えられるけど、他人と過去は変えられない

アドラー心理学で話題になった「嫌われる勇気」、対話方式で書かれていますが、慣れないと結構読みにくい形式です。

でも、慣れてしまうとすいすい読み進められます。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

他にも何冊かアドラー心理学については読んでみましたが、アドラーの教えは自分にはあっている考え方だと思っています。

それはこの「自分と未来は変えられるけど、他人と過去は変えられない」というのが最近のお気に入りの考え方であることと、「今、ここ」というこの嫌われる勇気でも何度も登場する考え方がリンクするところにもあります。

アドラー心理学では目的論的なアプローチをとり、原因論をとらないというのがあります。トラウマなどというものはなく、すべては自分自身が何かの目的のために過去の出来事を利用しているだけだという考えです。

僕は、過去にとらわれず、他人にとらわれずに、「今を生きる」ということを実践したいと思っています。

この辺の考え方がアドラー心理学から教えられた生き方のコツでしょうか。

スタッフやクライアントに嫌われる勇気をもつ

人手不足や中小企業の減少などで税理士業界も殿様商売、先生稼業というわけでにはいかない時代です。

でも、スタッフやクライアントの顔色ばかりみていてはだめ、って思います。

別に嫌われたいわけではないけど、他人がどう思うかなんて関係ないって思った方が幸せだっていうように感じています。

大切なのは、スタッフやクライアントが僕のことをどう思うか、ではなく、「自分がどうあるか」なのです。

スタッフやクライアントの期待を満たすために存在しているわけではなく、自分が自分いく生きるために存在しているわけだし、自分が幸せになるために事務所が作って、存在していると思った方がポジティブに仕事ができるように思います。

だからスタッフから嫌われてもいいし、もうついていけませんって辞められても仕方がない。

それは僕の問題ではなく相手の問題、アドラー心理学でいう「課題の分離」なのです。

スタッフが事務所を辞めたいとか転職したいと思うかどうかはスタッフの問題であって僕の問題ではないのです。たまたま合う人と合わない人がいただけ。

もちろんスタッフを信頼して仕事を任せたり、愛情をもって育てたりはしますが、過度に気を使ったり、言いたいこともいえずに自分の気持ちを封印するのは違うと思います。

そしてすべてのスタッフから好かれる必要もないし、信頼してくれる人もいれば、そうでない人もいるということでよいと考えるべきなのです。

もっと低いレベル、ぬるい雰囲気でもサークルみたいな感じで仕事もしたいと思う人もいれば、適度な緊張で仕事をして高いレベルを目指して切磋琢磨したいと願っている人もいるでしょう。

そんな多様な人間関係の中で全員から好かれる所長とか、全員にとって居心地のいい職場というのは単なる妄想だと思います。

つまり相手がどう思うのか、好きか嫌いか、居心地がいいのか悪いのかは、相手の問題なのだから自分が今できること、やるべきことに集中するしかないと思います。

それが多様な人間関係の中で、専門家として自分らしく生きるためにできることなのではないか、とおもいます。

自利利他-自利から始まって利他で終わる

スタッフのために税理士になったわけではないのだから、まずは自分のために頑張るべきだし、自分らしい税理士になればいいと思います。

スタッフのためにこんなに頑張っているのに・・・とか、クライアントのために一生懸命にやっているのに・・、なんて全く意味がないし、言ってはいけない言葉です。

全ては自分から始まって自分で終わる、自利利他という言葉がありますが、まずは自利からはじめてみて、自利を突き詰めたところでいつの間にか利他に繋がっていくというのが正しい発想ではないかと考えます。

自利の欠けた利他では意味がないし、貢献の精神のない自利も愛がない。

自分を愛せない人間に他人を愛せない、自分を信頼できない人間に他人も信頼できない、結局は自利が先で利他が後でいいのかな?って最近思います。

自分の器をいっぱいにしてから、他人におすそ分けすればい!

自利利他ってそういうこと?

少なくとも自分はこの方式でやっていこうと思います。

税理士が考える人生100年時代の人生戦略!LIFESHIFT(ライフシフト)の感想と解説

今週は外部研修からの直帰が続いたので、多少ゆとりのある感じで過ごせましたが、実際には家に持ち帰りもあって結構大変で、昼食も2日続けてブラックサンダーだけという感じでした。ギリギリの移動で小腹がすいたときにちょっと食べるには最適です。

移動と直帰で平日も読書の時間がとれたので、 復習がてら読んだ本の感想と解説を書きます。

人生100年時代の人生戦略を考える

読んだ本は、2017年に大ヒットしたビジネス書、LIFESHIFTですが、書店で見てもなかなか分厚いし、字が多いので手に取っても購入までは至らずにおりました。

でも内容的には気になるし、先日FP協会の研修でも取り上げられて興味はもっていた本、人生戦略は最近の自分の中でのテーマでもあるので、そろそろ読もうかな・・・と思いつつでした。

  

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

マンガ版を併用すれば理解力もアップする!

そんなときに、研修を受講しに東京に行く電車でマンガ版の広告があり、マンガで概要を掴めればなんとかなるかも・・と思ってさっそくマンガ版をkindleで購入して読んでみました。 

まんがでわかる LIFE SHIFT

まんがでわかる LIFE SHIFT

  • 作者: 星井博文,リンダ・グラットン,アンドリュー・スコット,松枝尚嗣
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2018/08/31
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

この本は本当にマンガがメインです。

まんがでわかる、マンガで読む・・と言いながら実は活字がほとんどというものもたまにありますが、こちらはほぼマンガですからサクッと読めます。

昨日と一昨日の2日の移動と帰宅後で両方を読みましたが、マンガ版→活字版→マンガ版とサンドイッチで読んだので割と頭には入りやすかったように思います。

3つのモデルのそれぞれの人生

人生100年時代といえども本当に100年時代を迎えるのは今の20代前後の人たちとなります。この世代は平均寿命が100歳になるので2人に1人は100歳まで生きる世代です。

それに対して団塊の世代である70歳以上の人たちは実際には85歳くらいが平均寿命であり、団塊ジュニア世代も100歳には届かないはずです。

これらの3つの世代をそれぞれモデルにして説明がされます。ペルソナ的に示されているのが3人の登場人物です。

  • ジャック 1945年生まれ
  • ジミー  1971年生まれ
  • ジェーン 1998年生まれ

1971年生まれというのはほぼ自分と同世代であり、1945年生まれは父親の世代です。

ジェーンというのは?もしもいたら子どもにあたる世代でしょうか?

つまり、団塊の世代、団塊ジュニア世代というベビーブーマーのそれぞれの人生、さらに今の若い人の人生をシミュレーションするという形の本になっています。

特に仕事とお金というところが話題の中心です。

3ステージの時代の終焉

従来の世代の人生を次の3ステージと表現しています。

  1. 教育の時期
  2. 会社勤めの時期
  3. 引退後の時期

著者はイギリス人のようですが、日本の一般的なサラリーマンにもぴったりとあてはまります。

義務教育から大学までの横一列の教育のステージを経て、当たり前のように就職活動を横並びで行い、60歳から65歳で定年を迎えて第二の人生へ・・というのがこの3ステージの人生です。

僕はサラリーマン生活を送ったことが基本的にはないのであまりしっくりこないのですが、確かに父親の世代はサラリーマンでこの典型的なパターンを生きていました。

ただ、このモデルは人生が70歳や80歳で終焉するから成り立つモデルです。

60歳で退職して100歳まで生きるのであれば40年もの期間、年金生活です。

自由かもしれないが物足りない、時間はあるがお金はない・・そんな生活が40年続くのです。

40年とは、0歳だった赤ちゃんが40歳になるまでの期間です。

普通に考えても60歳で完全に引退するというのは難しい時代になっていきます。

65歳まで定年が延長されている会社が多いと思いますが、70歳や80歳でも何らかの仕事をする時代に移行していきます。

100歳まで生きるための戦略ではなく80歳まで仕事を続ける戦略を!

人生100年時代の人生戦略ではありますが、言うなれば引退の時期が後ろ倒しになるというだけの話です。

人生70年、80年の時代だから60歳や65歳で引退ができたわけですが、80歳から100歳に寿命が延びるのであれば引退時期も20年遅らせないと計算が合わないわけです。

公的年金にも頼れず、老後資金の枯渇を待つよりも、積み増しができないまでも目減りしない時期を増やすしかないわけです。

つまりは、「100年の人生設計ではなく、80歳までの就労設計」が必要となります。

80歳まで仕事を続けると考えると「ふううううううううううう・・・」って深いため息がでますよね。

短距離、中距離レースだと思っていたら、実はマラソンレースでした、と思ったら本当はトライアスロン!っていうこともありうるのです。

となると、ストレスを貯めてもハードワークをして短期間でたくさん稼ぐというプランではなく、自分をすり減らさず、モチベーションを枯渇せずに長く働く戦略も必要となります。

そして、プロ野球でいうと若い頃は直球勝負の本格派投手でも、打たせてとるような技巧派にワーキングスタイルを推移していくしたたかさも要求されてきそうです。

3ステージ以外の新しいステージが生まれる

人生100年時代では従来の「教育・仕事・引退」の3つのステージ以外の新しいステージとして次の3つが登場するそうです。

そしてこれらは順番や時期も人によって様々となります。

従来の3つしかなかった横並びの人生のどこかにこれらの何かが挟まってくることで人生に潤いと生きがいをもたらしていく、ということを目指すべきという提言といえるでしょう。

もちろん、意識をしないと従来の3ステージの人生で終わるかもしれないし、その結果として100年時代を楽しむことができずに、ただ単に長いだけの退屈な100年になってしまうかもしれません。

つまりマルチステージを目指すことです。

意識して戦略をもって動きだすことで自分だけのオリジナルの人生を手に入れることができるのです。

  1. エクスプローラー
  2. インディペンデント・プロデューサー
  3. ポートフォリオ・ワーカー

エクスプローラー

エクスプローラーは人生の旅をして自分と世界を再発見するステージです。

日常生活から離れて旅をしたり、新しい人とであったりして、既存の価値観から抜け出して自分についての理解を深めていくステージとなります。

仕事を始める前の学生時代などかもしれないし、仕事に一区切りをつけて次の仕事を探すモラトリアム的な時期に該当するのかもしれません。

インディペンデント・プロデューサー

インディペンデント・プロデューサーは個人事業主的なステージです。組織に雇われずに自分で仕事を生み出す人で、起業とは少し異なりやりがいや人とのつながりを重視しながら試行錯誤とスピーディに繰り返して学びを深めていくステージです。

今の自分がこれに当てはまる気がします。別に独立したわけではないですが、そろそろ組織にとらわれずに自分のネットワークや経験、知識などを生かして新しいことに取り組みたいという時期に差し掛かっています。

ポートフォリオ・ワーカー

このステージもイメージがしにくいのですが、異なる種類の活動を同時に行う人で、経験や知識を生かしていろいろな自分を楽しむステージです。

ある程度の経験や実績が持った人が多様な活動を通じて自分らしさにつなげていくというイメージのようです。以前に身に着けた知識やスキルを新しい活動で生かしたり、新しい人にでありネットワークを広げることで人生に刺激と選択肢をもたらしてくれるというステージになります。

なんとなく実績を積んだ社長や専門家が、後進の指導をしたり、組織や分野の垣根を超えて地域などを活性化していくようなイメージなので自分にはもう少し先の未来かな、という印象です。 

人生100年時代では無形資産が大事になる

人生100年時代のキーワードとして無形資産というのが紹介されています。

有形資産と無形資産とが対になりますが、有形資産は解説不要でしょうけど、預金や家などいわゆる財産です。

これに対して目に見えない無形資産についてが大切な要素となります。

無形ですから目に見えないのですが、金銭では換算できない家族や友人との良好な関係などが該当します。

40代以降の我々の世代にとって資産といえば有形資産で、とにかく目に見える財産を貯めることが人生にとって重要なことだと思っていたはずですが、実はそうではないということに気づかされます。

おそらく生活するだけであれば有形資産だけでも問題ないのかもしれません。

でもそれで本当に幸せなのか、心の灯を灯し続けて100歳まで生きていけるのか・・・考える時期に差し掛かっているのです。

無形資産にも大きくわけて3つの資産に区分されます。

  • 生産性資産
  • 活力資産
  • 変身資産

生産性資産

生産性資産は特に難しいことなくスキルや知識、仕事の仲間や評判のことです。

稼ぐために直接必要な要素を生産性資産とよびますが、一度身に着けただけでは足りず常に更新をしたり新しいものをキャッチアップする必要があります。

また、仲間やネットワークも重要視されます。一人のスキルで実績をあげるには限界があることが実証されていて、目に見えなくても相互補完できる人や信頼できる仲間と協力関係を気づくことが大切といわれます。

活力資産

活力資産は心身の健康を維持する資産です。バランスのとれた生活や家族との良好な関係、肉体的にも精神的にも健康な状態を維持することです。

財産的な成功や名声を得ることではなく、物心両面の成功が必要です。

特にストレスをうまくコントロールしたり、家族や友人との信頼関係を高めることが仕事にも良い影響を与えることになります。

変身資産

変身資産とはマルチステージを生き抜くために社会の変化に柔軟に対応して、人生の途中で何度も新しいステージへの移行ができる意思と能力のことです。

うーーんわかりにくい!

変化に対応するために身に着けないといけないのは、「自分を理解して自分の将来の可能性を知ること」「幅広いネットワーク」「積極的に新しい経験をしていくこと」といわれています。

自分自身を変えるためには・・・・?

自分と向き合って自分を知り、多様な価値観を身に着けられるネットワークを作り、失敗を含めて積極的に動くことといえるのかもしれません。

まとめ

人生100年と聞いてポジティブにとらえる人とネガティブにとらえる人、人それぞれだと思います。

バブル崩壊に失われた30年、日本人の価値観は変わったのか、変わっていないのか?

自分をプロデュースすると大学4年の時に宣言してまわりからかなり変な目で見られながらも、大学卒業後に資格をとって自分のスキルだけで生き抜くために努力してきました。

この本に書かれていることは僕が昔から取り組んできたこと、と思えることも結構あり、共感できる内容でした。

むしろ会社生活にどっぷり漬かりながらも会社人間である自分にどこか疑問を感じながら生活をしている人は、読むと危機感を煽られるのかもしれません。

この本に書かれていることは自分が今まで心の中で思いながらもうまく言語化できていなかったことのように思います。

経済学やお金の部分と心理学的な部分とがうまく融合した書籍であり、FP活動をするなかでぜひ広めていきたいと思える内容だったと思います。

 

booklog.jp

時間は過去から流れているのか、未来から流れているのか??

時間の流れの概念について考えたことがあるか?

最近、少しだけ時間の概念について考える機会がありました。

苫米地英人氏の書籍ででてくる概念ですが、未来から流れているという考え方もしっくりときます。

それでも、過去から流れているのかというのも捨てきれず、未来から流れているのかについて悩ましいというか、どっちなんだろうというのが感想ですが、自分としては「時間は未来から流れている」と考えることにしました。

過去から流れていると考えていては過去の自分を超えられない

時間は過去の積み重ねであり、不確定な存在である未来ではなく、事実の積み重ねである過去ベースで考えるというのも確かにあります。

「過去→現在→未来」という時系列で考えると、なんとなくですが腑に落ちる感じはします。

でも、過去から流れてくると考える人は過去の自分を超えられない・・と思っています。

人間の脳は、「経験したこと」と「単に想像しただけのこと」の区別はできないそうです。これもちょっとびっくりな話なのですが、だったら過去って本当に事実の積み重ねなのかすら微妙な感じです。

成功体験を積ませる・・なんて言いますが、成功体験も失敗体験も実はたいした話ではなく、中途半端な成功体験で中途半端な自己限定をもってしまうと、中途半端な自分を超えることができないのではないかと思います。

ホメオスタシスを超える

ホメオスタシスという言葉があります。

恒常性の維持などと言われていますが、人間はそれぞれ自分にとって気持ちのいい領域でしか生きられず、心地のよい領域を超えてしまうと、修正力が働いて知らず知らずにもとにもどってしまうという考え方です。

つまり、一度できあがったコンフォートゾーンからはみ出してしまうと、無意識に自己修正してしまうのです。

ダイエットなどがいい例ですよね。せっかくダイエットをしても、太った時のセルフイメージが残っていると、リバウンドしてしまうのです。

食べすぎてしまったり、気を抜いてリバウンドするのではなく、変化を好まない無意識の自己がセルフイメージの通りに戻してしまう、という話です。

成功体験でも失敗体験でも、過去のイメージからでは理想のセルフイメージを作り出すのは難しいのではないかと思います。

時間は未来から流れていると考える

今、この瞬間にも時間は流れています。今はもう次の瞬間には過去なのです。

つまり、今→過去です。

そして、これから起こりそうなこと、予測可能なことは、すぐに今になります。

明日、明後日のことではなく、数秒先の話であれば、ほぼ確実に今になるのがわかるでしょう。

リンゴを手から離すと万有引力の法則で、地面に落ちるのです。

つまり、未来はすぐに今になる、未来→今です。

結果的に、未来→今→過去という法則が成り立ちます。

未来は不確実ですが、イメージは無限に作りだせます。

過去の自分ではなくて未来の自分ですから、メンタルブロックや思い込みに基づいたセルフイメージではなく、自分のなりたいセルフイメージを作ればいいのです。

なりたい自分になるのであれば時間は過去からではなくて未来から流れていると考えたほうが脳にとっては都合がいいように思います。

時間という爽やかな風を全身で受け止めよう!

時間が未来から流れているいうイメージを持てば、なんとなく時間という爽やかな風が前から吹いてくるように感じられませんか?未来から時が流れてきて今を体感して自分の存在を通り過ぎて過去に流れていく。

両手を広げて、大きく息を吸って、目を閉じて、全身で時間をいう風を受け止めてみましょう。

これだけで、気持ちもポジティブに無限の可能性を感じられる、そんな風に思えます。

未来から風に乗って、いろいろな可能性と幸せを連れてくるといいな~

なんて考えながら過ごすと少しずつ時間や人生の意味合いが変わってくるかもしれませんね。

特に資格の勉強であれば過去の成功体験ではなく、未来の仕事のイメージだ大事だと思います。

宅建士の資格をとってお客様に重要事項の説明をしているイメージや税理士としてクライアントから信頼されて仕事をしているイメージ、未来の自分を現在に引き寄せることが合格の秘訣かもしれませんね。

魔法の言葉「今」「ここ」「我」の精神でメンタルを強くする

この数か月、心理学を学んだり、経営者が書いた本を読む時間をとっています。

実務的な書籍はいったんおいて、こういった精神論というか人生観について見直すという作業としています。

マジックワード!今・ここ・我の世界観に気がついたこと

その中で以前も少し本で読んだことがあったマインドフルネスについて勉強したりしてみました。

マインドフルネスというのはいわゆる西洋式の瞑想で、Googleなどでも取り入れられていること有名になりました。 

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

サーチ・インサイド・ユアセルフ――仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

  • 作者: チャディー・メン・タン,ダニエル・ゴールマン(序文),一般社団法人マインドフルリーダーシップインスティテュート,柴田裕之
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2016/05/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログ (6件) を見る
 

 

マインドフルネスの内容についてきちんと理解したわけではないですが、

「今」「ここ」「我」

という意識を徹底することがメンタルの強さに繋がるのではないか・・

と感じました。 

TKC会計人の原点を思い出す

こういった考え方は実は初めて思いついたものではなく、以前にTKCの創業者の飯塚毅氏の書籍にそういったことが紹介されていたような気がして思い出したという感じです。 

飯塚氏は、自利とは利他をいう、など禅の理念などで会計事務所、税理士業界をけん引した昭和の巨人です。

この言葉について書いているかな~と思って、パラパラしてみましたが見つけられませんでした。

TKC会計人の原点 (1977年)

TKC会計人の原点 (1977年)

 

人間はどうしても過去を振り返って後悔をしたり、不確実な未来を妄想して過度に心配したり緊張したり・・意味ないことで悩んでいるな~って、ふっと馬鹿らしく思えてきました。

僕が考える「今」「ここ」「我」の世界

結局は「今」という瞬間に集中することが大事です。

過去を振り返りすぎても仕方ないし、未来を悲観するのも意味がない。

どんなに将来のことを予想して心配をしてもその時になってみないとわからないのですから。

 

そして、時間軸でいうとまさに「今」であるのと同じように、遠く離れたところに意識を飛ばしても仕方がありませんから、「ここ」という場所に集中することも大事になります。

 

さらに「我」の精神ですが、他人の目を気にしたり、他人に依存したり、他人に合わせたりでは自分の人生を生きているとはいえません。

自分中心で、自律自尊の精神でいること、自分の幸せに焦点をあてたり、自分に意識を集中することが大切なのではないでしょうか?

つまりはこの3つ、「今」「ここ」「我」の徹底です。

今を生きろ!

堀江貴文氏の近畿大学卒業式のメッセージをYouTubeで見た人も多いと思います。

まさに、今を生きるってことが大事なのです。

今を精一杯、今に集中、今を楽しむ・・・

過去に執着せず、未来を恐れずに生きる。

最近は意味もなく過去を反省してみたり、将来を不安に思って準備をしたりしがちな自分を戒めつつ、ときどきこの言葉を心の中で唱えることにしています。

「今」「ここ」「我」

わずか数文字の言葉ですが、まさに魔法の言葉です。

この言葉で自分が囚われがちな雑念を吹き飛ばして、明日も頑張ろう!って思います。

いや、明日ではなく今を生きるってことですね。

 


「平成26年度近畿大学卒業式」 堀江貴文氏メッセージ

 

 

 

自分流の働き方改革!生き方や仕事の取り組み方を変えてみる

人生100年時代とはいえ、65歳まで働くとなると45歳というとちょうど社会人人生の半分を過ぎたところといえるでだろう。

後ろを振り返るのは自分らしくないが、40代半ばになって過去を振りかえったり、道が見えなくて途方にくれたり、ということが増えた気がする。

自分の過去を振り返りながら、今を生きるためのこれからの働き方について考えてみた。

 

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

  • 作者:村山昇
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon

 

コンプレックスを武器に頑張れたのは20代まで

26歳のときに税理士試験に合格して、この業界に入ってきて20年間突っ走ってきたけど、ここまでの時間から考えるとそろそろ自分自身の働き方改革に取り組まないといけないと感じできた。

この数か月、そういったことを考えたり、友人の葬儀に参列したりしてそういった感覚はどんどん強くなってくる。自分の未来はまだまだあると思っていたが、寿命が尽きて刻が止まってしまった仲間もいるのだ。

思えば、就職活動で誰もが普通にレールに乗るように会社という組織に飲み込まれていくことに疑問を感じてレールに乗るのはやめにした。

資格を取得して、自分の知識とスキルで生きていこうと思ってから、本当にいろいろなわがままを貫き通してきた気がする。

特に親のすねをさんざんかじらせてもらったり、20代前半はニートの親としていろいろと肩身のせまい思いもさせてきたかもしれない。

色々な人に生かされたり、周りにどれだけ迷惑をかけてきた人生だったか。

自分自身をアスリートのように鍛えることでスキルアップをしてきたのも、それはまさにコンプレックスや劣等感の反動だったわけで、お金や見栄のために生きていた・・・ともいえそうだ。

自分を殺してももっと成長したい、レールをはずれた自分を生き方を後悔したくない、そんな風に思って頑張れた。

でも、コンプレックスや劣等感の反動で頑張れるのも限界がある。

ガソリンがきれて、燃え尽きるのも早い。

これは20代ならではの働き方だったと今なら思える。

30代は責任を与えられて伸びる時期

ビジョンであったり、目標という明確なものがないから、どこに向かって頑張っているのかわからないときもある。

それでも30代は働き盛りだ。

責任も与えられるし、仕事も覚えて仕事自身が楽しくなる。

仕事の報酬は仕事なのだ。

頑張って成果をだせば、次のさらにスケールアップした仕事が割り振られ、目の前の仕事に全力投球することでまた成長する。

30代はそんな時期だ。まだまだ伸びしろもあるから頑張れる。

40代は何を目指して働くのか?

40代をいかに生きるか、と思いながらももう半ばまできた。

これからの数十年の働き方を考えていたのだけど、なんとも月並みというか、ありきたりの結論でしかないのだが、「恩返しの人生」というのはどうだろうかと思っている。

周りの人、地域社会、地球環境・・というところに今までの人生の恩返しをする。

今までは考えたことはなかったが、周りの人を幸せにすることを第一にしたい。

もちろん、そのためにはまずは自分が幸せでないと周りを幸せにすることはできないとも思う。

自分を受け入れ、自分を認める。いわゆる自己肯定感が必要だ。

そのうえで、少しずつ幸せをまわりにおすそ分けしていく。

まずは家族、そした職場、お客様、取引先、そして地域の皆さんへと広げていく。

きれいごとかもしれないが、そういう働き方ができれば、ちょっとはましな後半の人生が送れるのではないだろうか。

成功や成長よりも幸福を感じるために働く

これからは見栄をはることも、自分だけ我慢すればいいと思うこともない。

自分が譲ることは最初はなんとなく気分がいいかもしれないが、実はストレスをためて自分にも周りにも悪影響を与えることもある。

 

自分ができることやできないことを見極めて、

 見栄を張ることもせず、

 いい人を演じることもしない!

 

自分に嘘をつかず、ホンネで生きる!

 

そんな自然体のライフスタイルが理想となる。

 

自分にも他人にも、

 減点主義ではなく、加点主義で考える!

 

成長や成功を追い求めるのではなく、

 幸せを追求して働く!

 

べきなのだ。

 

物心両面の豊かさ・・そんな言葉が妙にしっくりくる。

これが僕が考えた自分自身の働き方改革・・といったところだ。

アマゾンアンリミテッドでブログ運営ノウハウ本を読んでみた

Amazon kindleが読書の中心に!

電子書籍にもだいぶ慣れてきて、kindleもいくつか端末を使い分けています。

寝る前はなるべくバックライトがないものだったり、マンガも実はマンガモデルよりもfireタブレットを使ったほうが読みやすかったりします。

以前は7インチを使っていましたが、8インチがちょうどいいかな・・という感じです。

セールの時期がたまにありますかあ、端末についてはセールの時期に購入するのがいいかなと思っています。

Amazonアンリミテッドに再入会してみた

Amazonのアンリミテッドが入会キャンペーンで安かったので、再入会してみました。

以前はそれほどビジネス書が入っていなかったような気がします。

最近ではビジネス書も充実しているように思います。

そのため、本屋で買うよりもまずはAmazonアンリミテッドで似たような本を探すようになってきました。

特にkindleで出版することができるようになっているため、紙媒体ではないような生のノウハウを学ぶこともできるようになりました。

もちろん、プロの編集者がかかわっていないでしょうから誤字脱字があったり、内容的にも商業出版されているものに比べると玉石混交の可能性が高いと思います。

また、一度に読めるのは10冊までです。

図書館のスタイルに似ていると思いますが、ネットの貸本スタイルになっています。

そんな中で最近、ブログ運営を強化しているためにブログ運営本を何冊か購入して読んでみました。

ブログ運営ノウハウについて

自分もアメブロやgooブログで運用していた時代から考えると10年くらいになっていると思います。

時代も変わっていますが、そんなにいろいろ考えて運営してこなかったな…という反省もあります。

なんのためにブログを書いているんだろう・・と思わなくもないですが、そこも含めて足もとを見直すために数冊読んでみました。

何となく書いていたのですが、数冊読んで一番大事だな・・と思ったのは次の2点。

1.「中学生でもわかるようなレベル」で書く

我々専門家はついつい専門用語を使いがちです。

専門分野の用語でもないのに、カタカナ用語を使ってしまうようなケースもあります。

カッコつけなのか、見栄なのか・・

書いている人の自己満足になりがちですよね。

なるべくわかりやすい文章でかくか、専門用語であれば補助的に説明をいれる必要がありそうです。

2.読者の悩みに寄り添った書き方を心がける

書き手はどうしても自分の書きたいものを書きたがります。

そうではなくて、そのキーワードで検索をした人、タイトルをみて記事を読もうとした人は何らかの悩みや知りたいノウハウがあるということをまず知る必要があります。

そういった人たちにとっては、書き手が書きたい事実ではなくて、悩みを解決することにあります。

書き手のファンとして読んでいるわけではなくて、欲しいのは自分自身の未来なのです。

そのことを頭にいれて書かないと、自己中心的だったり、独りよがりの記事になってしまう、という話です。

 

これからのブログ運営はこうしよう(決意)!

細かいスキルやノウハウについてよりも、こういった基本的な考え方や立ち位置についてはあまり考えていなかったので、耳が痛いところです。

今まで一人よがりで、単なる日記代わりに書いていただけだったような気がします。

 

できる限りになりますが、見ていただいた読者の方やたまたま検索から来た方にも何らかの貢献ができるようにしていきたいと思っています。

 

ということで、今後もよろしくお願いいたします。

 

  

 

ブログで成功するための9の鉄則 (トークメーカー新書)

ブログで成功するための9の鉄則 (トークメーカー新書)

 

 

ブログでビジネスを軌道に乗せるための行動術

ブログでビジネスを軌道に乗せるための行動術

 

 

 

 

ディズニーのキャストのように働くことを楽しむ働き方を身に着けたい

ディズニーランド、最近行っていないな…。って最近思います。

子どもや若者のための夢の国、というわけではないですが、大人になってしばらくすると足が遠のいていることに気が付きます。

最近はなぜかお城やらお寺巡りばかりでして・・・

でも、ディズニーランドは夢の象徴であり、ハッピーのシンボルだと思います。

ディズニーランドで働くスタッフ、キャストというらしいのですが、働いている人たちはすごく楽しそうにしていて、ちょっとだけ大人になった頃にいったときに感じたうらやましさを覚えています。

あんなふうに働ければ幸せだろうな・・??

おっさんでも、週末だけバイトできるのかな・・??

なんていう妄想も膨らんできます

ディズニーのキャストのように働きたい!

ディズニーのキャストのように働きたい、、なんて風に思ったりしたらダメですか?

ということでディズニーの働き方の本をいくつか読んでみました。

基本的にはディズニーの人材管理法なんていう視点のものはなくて、ディズニーで働いてよかった、こんな学びがあった、、という視点で書かれているものが多くて、これも一つのディズニーマジックなのかな、と思います。

おそらく人と人との接点でもあり、ハートフルな世界なので、定型的というかマニュアル的な人材管理法といった視点で人材育成をしていないのかもしれません。

そもそも人材って生かすもので、管理するものですらないのかも??

例えばこの本でも、基本的には働く人の視点で、働くってこういうことでしょ、、という経験談がかかれていたりします。

 ディズニーの仕組みを外食産業の人材活用にいかすという視点のマンガもあったので購入してみました。 

マンガでよくわかる ディズニーのすごい仕組み

マンガでよくわかる ディズニーのすごい仕組み

 

ディズニーの教え方を身に着ければ働くことを楽しめる?

部下を持つようになると人間関係に悩むことも増えるのではないでしょうか?

若いころは上司はいいよね、自分のペースで仕事もできるし、ストレスないでしょ…なんて思っていましたが、実際には気を遣うことばかりってこともあります。

自分の教え方は正しいのか、部下のためになっているのか、そもそも反感を買っている??なんて心配になってきます。

でも、教えることのプロではないし、正解ってないのかもしれません。

子育てに正解やマニュアルがないのと同じかもしれませんね。

ただ、相手のためを思って行動し、チームに貢献することが大切だと思います。

特にサービス業では、専門スキルを継承するわけではないので、ホスピタリティやビジョンやミッションの共有などが大事になってきそうです

ディズニーの教え方が参考になります。

チームを組んで仕事をするリーダー必見です。

ブックオフでまとめて買って一気に読みましたが、まずはコミック版で全体像が俯瞰できます。 

コミック版 9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方 (中経☆コミックス)

コミック版 9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方 (中経☆コミックス)

 

コミック版のもとになっていますが、物語形式ではなく、ビジネス書です。

同じ著者で、少しずつ視点を変えたもので3部作になっています。

  

9割がバイトでも最高の感動が生まれる ディズニーのホスピタリティ 9割がバイトでもディズニーシリーズ (中経出版)

9割がバイトでも最高の感動が生まれる ディズニーのホスピタリティ 9割がバイトでもディズニーシリーズ (中経出版)

 

  

ディズニーの教え方をベースにして、ライトノベル風にした書籍もあったので購入して読んでみました。

ちょっと字が小さくて読みにくいのですが、内容はしっかりできています。ライトノベル風なので、そういった本が苦手な人にはあわないですけどね。 

9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方の物語

9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方の物語

 

 

成功者になれば幸せなのか?自分なりに考えた答えは…

ブログの更新をせずに1か月以上、精神の旅にでていました。

精神の旅へ

この1か月さまよっていたのは成功者になれば幸せなのか?ということです。

もちろん、成功という意味は人によって異なります。

資格で飯をくう我々士業にとっては、試験に合格して実務経験を積んで、とりあえず生活ができるレベルから、普通のサラリーマンを超える年収を得る段階までくると成功といえるのかな…と思います。

もちろん、これは経済的な成功であって、スキル面でいうとそれなりに自分でOKがだせるほどのスキルレベルに達すれば成功とも言えます。

スキルって自分で自分のこと、一番よくわかるんだよね~

自信をもって、「~~士です」って元気に自己紹介できれば一人前と自分で認めたことなんじゃないでしょうか?

でも、「成功=幸せ」って言えなくないですか??

経済的な成功=幸せなのか?

ぼくも普通の同年代のサラリーマンの平均年収の2倍や3倍以上の給料をもらってやっていますが、だいぶ前からお金に対する幸せって感じられなくなってきています。

最初の頃は、ハングリーだったし、お金を稼ぐことが自分のアイデンティティを満たしてくれるように感じたこともあります。

でも、それをすぎてお腹いっぱいになると、それでは満たされない心の穴ってものを感じ始めます。

  • 何のために頑張っているんだっけ?
  • そもそも誰のために仕事しているんだっけ?
  • こんなことをやるために勉強してきたんだっけ?
  • 自分はだれの人生を送っているんだっけ

感謝されることも確かに心の支えにはなりますが、別に感謝されるためにやっているわけでもないって心のどこかで思ってしまいます。

外からわからないし、自分では結構面倒くさい奴ですが、心のバランスを崩して、壊れ始めてきます。

これはもうある日突然ではなく、自分を騙しだましやっているうちに中が腐っていくという感じだと思います。

 

www.sikakulife.com

そうです、もう頑張れない!って本気で思ってしまっていました。

少しだけ休みたい、子供の頃すぎした田舎でしばらくのんびりしたい…という風にも感じていました。

でも、現実から逃れられない、離れられない、わがままも言えない…自分が我慢すればすべてうまくいく…

こういったもがきは初めてのことではなく、今までも多少は感じていたことです。

でも、自分ときちんと向き合わずに結局はなんとなく自分を誤魔化して乗り切っていました。

 

今回は逃げずに自分と向き合ってみようと思って、メンタルな部分を掘り下げて取り組んでみました。我々の仕事はアスリートと一緒だと思っています。プロのスポーツ選手にメンタルトレーナーが必要なように専門職やプロフェッショナルと呼ばれる人にもメンタル面のサポートが絶対に必要だと思います。

 

メンタルトレーナーをめざす人がはじめに読む本

メンタルトレーナーをめざす人がはじめに読む本

 

 

でもなかなか他人に任せたり、専門のところがないから自分でなんとかやってみるしかない。週末は少し実務を離れて、心理学やメンタルに関するを読みたいだけ読んで考える時間をとってみよう思ったときに気づいたことがあります。

 

本当の成功って、経済的な成功よりも精神的な満足、幸福感にあるのではないか??

これが自分のたてた仮説です。

なんだか安っぽい綺麗ごとです。字面だけは恰好いいけど、腑に落ちることはなかなかありません。幸福感って何なの?自分は何に幸福を感じるのかすらわかっていなかったのです。

自己受容から自己肯定へ

そこでコーチングの本やらカウンセリングや心理学関係の本をこの1か月くらいで30冊以上は読んだと思います。

こういったことにハマる時期があってもいいのかもしれません。

専門書やノウハウ本など実務で今すぐに必要な本はいくらでも読んできました。

その結果、経済的な成功は得ることができましたが、人間としての土台が追い付いていなかったようにも思います。

少なくても今の自分を受容して、自己を肯定する、ということをせずに、スキルアップや新たな知識の習得にばかり気をとられていました。

この1か月やってきたのは、まずはありのままの自分を認めて、自己肯定感を高めること、さらに自分自身の性格や本質は変えられないのだから、そのうえで対処法を考えるという自分の取り扱い説明書のようなものに取り組んだりしました。

本も結構読みましたが、Amazonの読み放題サービスを申し込んでいたので、コーチング関係をメインで読みつくしました。

その中でも「ザ・コーチ」という物語形式のシリーズは特に参考になりました。

 

ザ・コーチ

ザ・コーチ

 

 

ザ・コーチ2 ― 神様からのギフト

ザ・コーチ2 ― 神様からのギフト

 

 

ザ・コーチ3 時間泥棒と賢者の地図

ザ・コーチ3 時間泥棒と賢者の地図

 

かけがえのない存在である自分の弱さや強み、個性を大切にすることで、生きづらさから解放されたような気がします。

いつの間にか、過去の経験や資格、スキルに支配され、そのイメージの通りに生きることが義務付けられているようなプログラムに汚染されていた、そんな感じがします。

持っている資格やスキルはあくまでも道具です。

これからどこにでも行けるし、なんでもできる。

縛られずに自分らしく、自分の人生を生きよう…そんな風に思えてきます。

もちろん新しいキャリアに挑戦するわけではなく、目の前にある仕事に取り組みながらも、少しずつ変化を楽しんでいきたいと感じられるようになりました。

 

ということで、さらにパワーアップして、無事に復活しました。

これからまた実務を鍛え直します。

ただし、今までと違って今度は土台の部分、心の部分や、生きるためのゴールやミッションを意識しながら、地に足をつけてがんばろうと思います。

人生100年時代ですから、40代で燃え尽きるわけにはいきません。

もっともっと人生を楽しみたいし、学んで成長して貢献したいと思っています。

  • 経済的に満たされても心は常に満たされない人生か
  • 心は常に満たされてハッピーだけど、経済的にもスキル的にもお粗末な人生か

いやいや、どちらかが欠けてもぼくはダメだと思います。

それでも士業やプロフェッショナルとして取り組むべき順番は、スキルの充実や経済的な成功が第一で、次に心の充実や幸福感の増大だと思います。

だって、先に心が充実してしまったら努力しないでしょ!何か満たされないからがまずは頑張れると思います。

そして、これら二つが同じレベルでバランスが取れたときに、一つの階段を上れるのではないか、と最近思っています。

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