≪日本銀行の金融対策≫
日本銀行総裁人事でゴタゴタしたのは記憶に新しいところですが、
それだけ中央銀行である日本銀行の役割が大きいということでしょうね。
日本銀行は、銀行の銀行として、政府の銀行として金融政策などを実施します。
支払準備率操作及び公開市場操作があります。
(1)公定歩合操作
公定歩合とは、
日本銀行が民間金融機関に貸し付ける場合などに用いられる基準金利のことをいい、
(2)支払準備率操作
民間金融機関は、
預金のうち一定割合(法定準備率)を無利子で日本銀行に預け入れなければならない。
日本銀行はこの法定準備率を政策的に調整する。
(3)公開市場操作
日本銀行が金融市場の通貨量を操作し、
市場金利を政策的に調整すること。
マネーサプライを減少させ、
金利を上昇させる効果を生み出す「売りオペレーション」と
逆にマネーサプライを増加させ、
金利を低下させる効果を生み出す「買いオペレーション」の2つがある。