≪FP基礎(2)≫
1.FPの必要性
FPのニーズが高まっている要因
FPの先進国はアメリカです。FPを語るとき、アメリカでのFPをとりまく状況や環境、アメリカ国内でのFPの社会的地位などと日本での位置づけを比較することが多く行われます。
CFPが国際ライセンスであることからもわかるように将来的に国際的に活躍できるFPがどんどんでれば国内での認知度ももっとあがるかもしれませんね。
■ 日米共通の要因
・個人金融資産の増大
・金融自由化とビッグバン
・高齢社会の進展
・サブプライムと世界同時不況
■ 日本特有の要因
・1980年代…バブル経済
・1990年代後半…金融機関の破綻と金融ビッグバン
・2000年代…ペイオフ解禁、ITバブル、原油高、サブプライム問題など
2.ファイナンシャルプランナーとして求められる資質
知識のみでは、ファイナンシャルプランナーとして仕事はできません。
高い専門知識、プロ意識のほかに、豊かな人間性、高い職業倫理、豊かな人間性が求められます。
最後は人間力や人格であり、FPの社会的役割を理解し、使命感をもって仕事ができるかということにほかなりません。
3.FPの社会的責任
コンプライアンス(法令遵守)が高く求められるようになっています。
特に倫理感や守秘義務への意識が大切であることはいうまでもありません。
・顧客の立場に立つサポート
・顧客の利益を優先する
・守秘義務の遵守
・法律遵守
4.日本FP協会会員倫理規定
AFPを目指す方は必ず目を通しましょう。
この分野から出題されることもあり、非常に重要といえます。
(日本FP協会 http://www.jafp.or.jp/index2.htm )