・科目の内容としては、ライフプランニングとリタイアメントプランニングの2つに分かれます。
・出題傾向としては、ライフプランニングについてはFP関連業法やコンプライアンスに関する事項、キャッシュフロー表の作成方法や考え方など。
リタイアメントプランニングについては、社会保険(公的年金、健康保険、労働保険)関係、住宅資金や教育資金などが出題範囲となります。
・この分野での相談内容となると社会保険関係が第一だと思います。ただし、社会保険については、自分で手に負えないような専門的な内容については市役所や社会保険事務所、社会保険労務士などに相談したほうが賢明でしょう。
・もう一つの主要なテーマは住宅ローンの関係です。住宅ローンの組み方や見直し方法など、金利の動向との関係も深く、非常に身近で生活の基盤となる論点となります。
・この科目はプランニングの中心になるライフプランや資金計画の部分を学んでいきます。プランニングなくしてFPとはいえないというような言い方もされます。
各論も大事ですが、最も基本となる部分ですのでそれだけ重要ということですね。
≪ライフプランと資金計画≫
FPの仕事はまずライフプランありきといわれています。
それほどライフプランはFPの業務にとって重要なのです。
FPとして顧客のライフプランを構築することになりますが、そのニーズや目標は各年代により異なります。
20代で独身のケースと、50代で妻子ありのケースでは明らかにお金の使い方が違うのは理解できるでしょう。