≪FP基礎(3)≫
1.FPに必要な知識の領域
FPにとって必要とされる知識の領域として次のようなものがあります。
これらは試験科目にもなっています。
FPには幅広い知識が必要とされます。
幅広い知識あってこその包括的なアプローチが可能となるのです。
・ライフプランニング
・金融資産運用
・住宅資金
・教育資金
・不動産運用
・保障、補償
・タックスプランニング
・リタイヤメントプランニング
・相続、事業承継
このほか、実務的な領域として、次のような事項もFPには重要なものとなります。
・金融、経済、景気などの知識
・カウンセリング、コーチングなどの知識
・情報対応能力
・経理や会計、法律の知識
特にクライアントである他人とのやり取りになるためコミュニケーション能力や基本的なビジネススキルが必要となるのはいうまでもないでしょう。
2.ファイナンシャルプランニングの手順
プランの立案は次の手順(FPの6ステップ)で行います。
①ステップ1
顧客との関係確立とその明確化
②ステップ2
顧客のデータの収集と顧客の目標の明確化
③ステップ3
顧客の財務状況の分析と評価
④ステップ4
プランの検討、提案書の作成と分析
⑤ステップ5
プランの実行援助
⑥ステップ6
プランの定期的見直し
これがプランニングの大まかな流れです。