ファイナンシャルプランナーとして実務のイメージがわかないというのが受験を考えている人や、資格はとっても実際に実務を行っていない人の印象ではないでしょうか。
この本は、アメリカの会計事務所やプライベートバンキング部門のFP業務と日本のFP事情などを比較して実務としてどう取り組むべきかということを紹介しています。
編著者の株式会社キャピタル・アセット・プランニングという会社の取り扱っている資産管理ソフトの広告的な要素があるのですが、それを差し引いても参考になると思います。
なぜ、日本のFPはなかなかFPらしい業務ができないのか…そんな答えがなんとなく見えてくる本でした。
FP資格はとったけど実務でどうすればいいのか、家計簿の診断など大衆的なFPが本来のFP業務ではないと感じている人は是非読んでみるといいと思います。