今日は十数年ぶりに大学の図書館で本を借りてきました。
これも学生の特権ですね。
小説で読む行政事件訴訟法は、ストーリー形式で行政事件訴訟法を学ぶことができるという本(そのまま)です。
先日読んだ小説で読む民事訴訟法の続編になっているので、主人公は同一人物で後日談となっています。
さて、行政事件については民事訴訟法だけでは足りずに、特別法である行政事件訴訟法とセットで考えることになります。
特にこの本で行政事件の中でも税務訴訟を中心に扱っているので、さらに国税通則法についても関係してきます。
舞台となっている法律事務所は、税務訴訟に特化している法律事務所で、ロースクールの生徒である主人公をインターンシップのような形で受け入れることになります。
モデルになっているのは著者の木山弁護士が所属している鳥飼総合法律事務所 なのかもしれません。
鳥飼事務所は確か、ストックオプション事件なども受け持っていて税務訴訟の分野では有名な事務所です。
さっき借りてきたばかりなのでまだ半分しか読んでいませんが、今大学の補佐人講座で学んでいることと重なり、さらにイメージが膨らみます。
大学では、理論的に習ったことが、現場のイメージでつながるという感じです。
税務訴訟や補佐人に関係ないと思っていても、税理士ならこの本は必ず読むべきと思います。
今回は図書館で借りましたが、書店で見つけたら本棚用に是非購入したいと思っています。