税理士を英語でいうとどうなるの?とたまに考えることがあります。
欧米では税理士制度がなく、CPA(公認会計士)が税務は行うことになっている国もあるようなのでどうなんだろうと思いますが、一応に日本税理士会連合会のHPでは、Certified Public Tax Accountantと表記しています。
まあ、日税連は会計メインで考えているということでしょうか?
一方でアメリカなどではタックスロイヤーという専門分野を税務に特化した弁護士も多いということらしいです。
会計と法律、いったいどっちを向いて仕事をしたり、勉強すればいいの?と最近よく考えます。
非常に中途半端な資格なんですよね、実際。
会計と法律では基本的な思考やアプローチが違うし、そもそも大学でも学部が全く違います。
会計を中心に勉強する商学部では数学が必須科目でした。
微分積分、確率行列なんて勉強を大学に入ってからやらされました。
法学部ではこういったことは勉強しないと思います。
僕が知っている弁護士の先生たちは、結構簿記や会計、数字が苦手だったりします
どっちもやれ!と言われそうですが、どっちつかずでは難しい時代になってきたのでこの辺で方針を決めようと思っています。
ということで、今までは経営や会計、法律にも強い税理士に…という感覚ではいたのですが、今後はもっと絞って法律に強い税理士を目指していきたいと思っています。
どうも自分は右脳的な感覚が弱いようで、経営やマーケティングのことよりも理詰めで考える法律の分野のほうが得意な傾向にあるようです。
条文や質疑応答事例、裁決や判例を調べるほうが経営戦略を考えたりするよりもわくわくしますから。
法学部出身でもないし、法律的な思考ができているわけではないのですが、法律の分野は努力すれば結果がでる世界だと思っています。
もちろん、法的なセンスはあるのかもしれませんが…
特に資産税の分野は法律的な知識やセンス、経験が重要になってきます。
会社法、民法だけなく不動産に関する行政法規についても学んでいく必要があります
弁護士ではないのでロイヤーではありませんが、目標はタックスロイヤー的税理士というところでしょうか?