東京税理士会が中心になって関東の税理士会と3つの大学(慶應、早稲田、筑波)が提携して補佐人の養成講座が毎年あります。
税理士が訴訟の代理人にはなれませんが、弁護士さんと共同で法廷に立つことができる制度があります。
それが補佐人なのですがあくまでも補佐ですから、訴訟のプロである弁護士さんに税務のプロとしてサポートするような位置付けとなります。
ただ訴訟の知識や経験のない税理士が裁判に挑んで足手まといになったり、裁判所に迷惑をかけないように民事訴訟法や税務訴訟のイロハを一年間かけて勉強するというカリキュラムになります。
僕が参加した大学は慶應義塾大学で、自分にとっては母校になりますが、20年近く経ってまた学生として勉強するなんて感慨深いものがありました。
当時は親のすねをかじりながら就職もせずに先の見えないまま卒業でしたが、税理士という仕事で出会い、周りのひとに助けられて、なんとか今まで生きてこれた…なんて大銀杏の前で泣きそうになりました。
あれから一年弱ですが、先週、最後に模擬裁判で修了しました。
原告、納税者の勝訴でしたが、過去は圧倒的に敗訴が多いとのことでしたが、チームワークと準備の勝利かなと思いました。
模擬裁判では証人喚問に挑戦しましたが、法廷教室の独特な緊張感で模擬裁判とはいえなかなかうまくしゃべれませんでした。
事前にチームで用意した原稿を読むだけなんですけどね。
そんなこんなで最後の授業が終わり、ちゃんと修了証書までいただきました。
実際に裁判に参加することはないと思いますが、手続法を中心に法律を学ぶことができ、自分でも税法を深く学ぶための入り口にたてた気がします。
勉強の仕方や研究のやりかたなど、自分一人で手探りで進めるよりも近道だったように感じます。
自腹で30万円弱の授業料は痛いけど十分もとはとれたかな、と感じています。