昼間、ホームページのSEO対策について検索して調べていました。
そうするとWEB制作会社の仕事が、データの入力などを代行してあげて手数料を得る仕事から、お客様にやり方を教えてあげて報酬を得るような仕事に変わってきているというような記事を見つけました。
こうした入力代行で手数料で稼ぐようなビジネスをやっている会社は価格競争にさらされたりして厳しい状況だけど、入力方法や分析方法を教えてあげるような、コンサルティングやティーチング的な仕事は伸びているというような記事でした。
なんだか心当たりのあるような事例です。
そう、まさに会計事務所や税理士事務所の現状と一致しています。
会計データを入力する、総勘定元帳を作成する…なんて仕事はパソコンで自分でできるし、代行業者なんていくらでもあります。
でも、わかりやすく入力方法や分析方法を教えてくれるような事務所は少ないように思います。
もちろん入力代行で荒稼ぎをしていた時代に比べると単価は下がるでしょう。
それでもインターネットを使ってネット配信したり、クラウド化したりして効率をあげることは可能です。
わからないことを専門家に説明してほしい、問題解決してほしいというニーズはこれからもどんどん増えていくでしょう。
でも、「全く知識がないし、やり方もわからないし、面倒くさいし、お金がかかってもいいから全部おねがい!」というような丸投げタイプの仕事は減っていくように思います。
30代、40代ならある程度自分でできるし、ネットで調べれば会計事務所の担当者レベルのことは調べられます。
それでも会計事務所にお金を払って依頼しますか?
必要なときに必要な部分のみを頼みたい…というのが時代の流れです。
専門的な部分は専門家に、ネットで調べればわかる内容、単なる入力は自分でセルフサービスというのが今の会計事務所の流れなのです。