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プライベートバンカー・ウエルスマネジメント・ファミリーオフィス・エステートプランニング・資産税の専門家を目指すブログ-TaxAccounting&Financial Planning

記憶の限界に挑まない

人の記憶や処理量には限界があると最近感じます。

年齢のせいもあるかもしれませんが、最近本当に覚えられません。

事務所の後輩に、あの件ですが…とか、なんとかさんのホニャララ的なことを聞かれても結構記憶をたどるのに時間を要します。

自分が担当している以外の法人税申告書や相続税申告書は全て僕がチェックする仕組みになっています。

税理士資格をもたないスタッフに最終的な責任をもたせないためにも税理士のチェックや承認は欠かせないと思います。

ただチェックするだけだと最後にひっくり返すことになってしまうので、途中の何段階かで相談や報告の機会を作っています。

法人税は毎月10件前後、相続税は今動いているもので20件以上、となると土地とか個別の話になるとその数倍ありますから一つ一つ覚えたり、記録するのは大変です。これでは覚えるのが仕事になります。

あの土地です、とか以前相談した件ですが…と言われてもね。

ということで、

いちいち覚えないのが正解!

と考えることにしました。

覚えません、と宣言した上で担当者レベルで記録を残すように仕組みを変えようとしています。

担当者にとっては1、2件でもこちらにとっては何十ということになりますから。

記憶したり、記録しないで相談に応じるためには、それぞれのピンポイントで結論をだす瞬発力が大事だと思っています。

覚えてなくてもその場その場で必要事項を聞き出して、ブレずに正しい回答がたせればいいわけです。

実力が激しく問われますが、一番効率的です。

というのも言うは易し、なところはありますが、記憶のキャパはこれ以上増やせないので税理士の本来的スキルである回答力を磨くしかないという感じです。

ただ、自分で言うのもなんですが、、、

 

 アドリブがきかないんだよな~

 

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