こんな資格をブックオフで見つけました
GWも残り僅かですが、近所のブックオフで聞いたことがない検定試験のテキストが売っていたので購入してみました。ちなみにマネージャーではなく、最近はマネジャーですね。もしドラでもそんなシーンがありましたが…
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (新潮文庫)
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/11/28
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (6件) を見る
試験は年に2回。次回の試験は7月15日(日)ですが、ちょうど友人と旅行の予定を立てているので今回は受験できず、僕は秋の試験を目指します。
今回購入したのは公式テキストと要点マスターの2冊。
ビジネスマネジャー検定試験?公式テキスト 2nd edition
- 作者: 東京商工会議所
- 出版社/メーカー: 中央経済社
- 発売日: 2016/12/21
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
一発合格! ビジネスマネジャー検定試験 要点マスター&問題集
- 作者: 山崎秀夫,酒井美重子
- 出版社/メーカー: ナツメ社
- 発売日: 2017/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
とりあえずパラパラと一読しましたが、基本的な知識がよくまとまっていると思います。受験をしなくても知識として知っておくべき内容。
テキストの内容としては次の4つの章でまとめられています。
- マネジャーの役割と心構え
- 人と組織のマネジメント
- 業務のマネジメント
- リスクのマネジメント
マネジャーのミッションを「チームとして成果を出すこと」と定義して、そのミッションを果たすために必要なマネジメントを知識がまとめられています。
なぜ税理士事務所にマネジメントが必要なのか?
税理士法人で仕事をしていると、規模が大きくなるにつれて問題になるのがマネジメントの問題。税理士事務所に限らず、弁護士事務所などもある程度の規模になると分裂するのが通常と言われているようなので、やはりマネジメントというのは士業業界にとってはあまり得意ではない領域なのでしょう。
一匹狼で独立心が強いプロフェッショナルですし、多少の気難しさや扱いづらさはあります。スタッフの管理に至ってもベテランスタッフほど扱いづらいものです。
一方で順調に業績と規模を拡大している事務所が存在するのも事実です。
いったいどうやって運営しているんだろう??と思うのですが、小規模な事務所と大規模化している事務所では何かが違うのではないか…といつも思っています。
10人1億円規模から20人2億円規模に事務所を拡大し、3億~5億に売り上げ規模を拡大するには、成果をだせる管理職の存在が欠かせませんが、税理士は専門職ですからなかなか難しい。
プレイングマネジャーとして面倒くさい責任を負うよりも、さっさと独立して自分のやりたいようにやりたい…実力のある税理士ほどそう思うのではないでしょうか??
しかし、規模を維持してより専門的なサービスを実施するにはある程度の組織力が大事になります。数は力、規模は力…それもまたビジネスなのです。
事務所の運営以外でもマネジメントスキルが必要
我々の仕事は多くのアライアンスが日常です。特に資産税や相続対策などは一人の税理士だけでなく、外部の専門家との連携がとても大事です。
これらの専門家チームをまとめ、顧客支援のプロジェクトを運営するにもマネジメントのスキルは重要になります。
ただ、実際には多くの税理士はこういったことが苦手です。お山の大将ですから、基本的にはチームとか、連携とか得意ではない人が多いと思います。
部下や事務所スタッフだけでなく、専門家としてチームを組んだときにもその中心で動くためにはこういったビジネスマネジャーの知識は役にたつように思いました。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を読んだら
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/12/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (9件) を見る