セミナーや勉強会の講師をやるというのも、FPや士業の資格者としての実績としては大切になってきます。でも、なかなかそんな経験ができない、、という意見もあるかもしれません。
私は、4月のFPのスタディグループ(SG)の勉強会の講師に続き、7月に事務所主催で無料セミナーを開催しました。
FPの勉強会は20人くらいのいつも一緒に勉強している仲間ですから、それほどあがらずに話ができましたが、事務所主催のセミナーは外部の方やはじめての方も多いので緊張もします。
無料セミナーを自主開催
今回の無料セミナーのテーマは、相続と事業承継に関する税制改正と家族信託についてです。
税制改正については私が講師をして、家族信託については外部の専門家に講師をお願いしました。
今回はタイアップでのセミナー開催でした。
家族信託についてはテレビや雑誌などでも取り上げられることが増えていて、認知度もあがってきていますから、受講者の方も興味をもって聞いていただいたようでした。
書籍も出している司法書士事務所に所属する行政書士の先生に講演を依頼しました。
講師をやる前に必要な行動と習慣
講師をやるというのはやはり経験が必要だと思います。
はじめてセミナーで話すことになったときは非常に緊張しましたし、準備なども気が重いものでした。
場慣れすることも大事なスキルなのです。
セミナーという大勢の前で話すケースだけでなく、普段の仕事の中でお客様や相談者に説明する、教えるということも経験につながります。
意外と普段から「教える」「説明する」というスキルは経験しているのです。
セミナーと個別相談の違いは何かですが、セミナーというのは同時に多数の人に説明する、というだけですから、普段使いの説明スキルがベースになっていると思います。
セミナーという特殊な状況ではなく、教えたり説明するという現場の仕事でもセミナーのための経験と思って行動すると、役に立つのではないでしょうか。