4月、5月と2か月連続でセミナー講師をやらせてもらうことになっているので、週末はその準備をしようと思って書斎にこもっています。
セミナー講師をやるということで、ここ数年で何冊か本を読んでみて、心得やノウハウについて学んでいるところですが、やはり実践してなんぼなので経験に勝るものはないように感じます。
4、5月のセミナー予定
毎回毎回ですが、準備をしていても本番が近づくにつれて憂鬱感がやってくるのですが、終わるとやり切った感もあってセミナー講師もたまにやるくらいがいいのかな・・と思っています。
現在準備をしているのは2つのテーマについてです。
- 一般向け:遺言を中心にした相続対策(30分)
- FP向け:所得税を中心にした税制改正(2時間)
セミナー講師を頼まれたときの原稿をつくるプロセス
ブログを書く作業に似ているといえば似ているのですが、セミナー講師を頼まれたときに原稿をつくるプロセスについてまとめてみます。
原稿をつくるだけだから別にプロセスも何もないのですが、こんな感じで取り組んでいるというを記録として残しておくと再現するときに楽かな~なんて。
- セミナー主催者、担当者とセミナーテーマや講演趣旨について打ち合わせ
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セミナーの趣旨や聴きにくる人の属性について考える
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上記の内容にあわせた講演内容の全体像(ストーリー)を考える
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最も伝えたいことは何か、誘導したいことはなにかの軸を決める
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小テーマやキーワードを箇条書きにして柱書の順番を決める
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それぞれの小テーマや柱書について内容を詰めて台本にまとめる
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パワーポイントなどの資料の作成に取り組む
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パワーポイントとのバランスで話しやすい順番、分量に台本を詰める
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台本を仮読みして、講演時間や割り当て時間との調整をする
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内容をブラッシュアップしながら本番に向けた準備をする
だいたいこんなプロセスでしょうか。普段からブログなどを通じて、得意な分野の小テーマや柱書のベースはできているので基本的にはまとめ直す作業が中心です。
何も知らないところを1から調べるのではないので、あくまでも専門家や士業が自分の得意分野の話をするというケース限定なのかもしれません。
相続対策セミナーの原稿をつくってみた
昨日すでに相続対策セミナーの原稿とパワーポイントまで作っておきました。
セミナーテーマや講演趣旨については先週事務所内で打ち合わせ済みで、趣旨や聴きに来る人の属性についても打合せています。
講演内容のストーリーについては出勤中になんとなく考えておき、小テーマの柱書まで箇条書きにした段階で台本にまとめる作業を昨日を行いました。
今回は約30分で民法改正を踏まえた遺言の必要性について話す予定で、遺留分対策を中心に遡及していくということを考えています。
パワーポイントも作りやすいテーマと作りにくいテーマがあり、お勉強的な座学形式の場合には結構作りやすいのですが、抽象的なテーマにすると言葉や形にしにくいというところもあります。そうなるとパワーポイントに台本を寄せにいかないとだめなケースもでてきます。
最後に台本を仮読みしてみて、講演時間30分にあわせて足し引きすることになります。ただ、時間数って結構読みづらくて、自分の場合は仮読みのときは早口なのですが本番はゆっくり目に話してしまうので、少し少なめに台本をつくっておくというのがいいのかなと思います。これは個人差がありますけど。
まだ1か月近くあるので、講演の練習とかリハーサルをして完成ということになります。30分なのでなんとか、原稿見ずにいけるところまでできるかな??
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