事務所で購入した本ですが、GWなので家にもってきて読みました。
司法書士の斎藤竜先生の書籍で、最近話題の家族信託についてわかりやすく解説されています。
家族信託の勉強会なども主宰していて、家族信託の世界で最近名前を売っている印象です。
士業、専門家のため…ということなのですが、家族信託のみの知識では仕事にはなりません。
相続対策や財産管理などの幅広い知識が必要となります。
斎藤先生の勉強会では相続対策のコンサルティングのグループなども作っており、相続対策や財産管理の幅広いネットワークを構築しています。
生前対策は、いわゆる相続対策として、通常は遺産分割対策・納税資金対策・節税対策という3種類から提案されます。
これに最近は資産運用や財産管理などの分野も含まれてきますから、より知識の幅が広くなってきている印象です。
PBの試験でも1つの分野を構成しており、家族信託や民事信託はプライベートバンカーが学ぶべき内容といえるのかもしれません。
とりあえず一通り読んだ印象としてはセミナーなどで話をしているものを書籍にまとめたという感じです。セミナーを受講したことがあるのであればかなりの部分が重複するともいえます。
それでもセミナーの内容を復習をしたり、セミナーを未受講の人にとっては新たな知識の仕入れとしてためになる本といえそうです。