人事や総務部門を兼任する小さな会社の経理にとって給与の計算は、重要な一つです。
社会保険や労働保険に加え、源泉所得税や住民税の処理などの独特な処理が必要となります。
給与計算の大まかな流れは下記のようなものです。
1.締め日=タイムカードや出勤簿を締め切ります。
2.勤務時間、勤務日数などを集計します。
3.基本給・手当てなどの基本給に加えて残業手当や休日手当てなどの基準外手当ての計算を行います。
4.総支給額から税金・社会保険料などの法定控除及び社宅家賃などの各種控除を差し引き、手取額を計算します。
5.賃金台帳への記載
6.従業員に渡す給与明細書の作成
7.銀行振込依頼又は現金支給等
8.源泉所得税、特別徴収の住民税の支払い
9.年金、健康保険の支払い