一般社団法人の監事をやらせてもらっている関係で設立と税務について調べてました。
設立については専門家に依頼せずに(お前が専門家だろ…?)自分たちで行ったため結構大変でした。
一般社団法人については定款の作成と登記だけで設立できます。これを準則主義というらしいですが、特に役所の認可等は不要です。
定款認証については株式会社と異なり、印紙は不要で公証人さんの手数料が51,500円かかりました。
そのほかにかかった費用は登記費用(登録免許税)が6万円と印鑑代でした。
だからだいたいかかった費用は12万円くらいです。
定款認証は公証人さんに行ってもらうのですが、公証人さんは公証役場という機関にいます。
手続きは主要都市にはだいたいあるこの公証役場で行うことになります。
公証人さんには事前に定款をチェックしていただき、内容に問題がなければ公証人さんには3部定款を提出し、認証手続き後は原本と登記用の2部が返ってきます。
この登記用の定款と登記用の書類を持って法務局に行き、登記手続きになります。
問題なければ1から2週間で登記が終了して手続き完了です。
法務局に書類を持ち込んだ日が法人設立日となりますので、日付にこだわりがある場合には持ち込む日付を考えて動きましょう。
ちなみに一般社団法人設立にあたってこの本を参考にしました。