秋の3連休ゴロゴロと時効警察をみてました
時効が成立した事件を"趣味で"捜査する総武署時効管理課の警察官を扱ったドラマがあります。
「時効警察」、というドラマなのですが、連休で一人でやることもなくゴロゴロしていたので、Amazonプライムで時効警察→帰ってきた時効警察と一気に視聴しました。
連続ドラマを2クール分ですからどれだけ暇を持て余していたのか心配されそうですが、Amazonでトップ画面にあったので何気なく見始めたらハマってしまい、結局全部みた、、という一番ダメなパターンですね。
10月から連ドラで12年ぶりに復活するので直前の復活SPを含めて今から楽しみです。12年前に見ていたわけではなくAmazonで観ただけなので、待ちに待ったということもないのですが・・・
予習復習するなら、Amazonプライムで第1、第2シリーズが全話観れますよ。
中年男の趣味探しとは
このドラマは趣味がテーマではありますが、無趣味な自分としても何か趣味をみつけないとなあ。。と思うことが時々あります。
最近はFIRE(Financial Independence,Retire Early)がブームですが、仮にリタイアしてもやりたいこともないし、惰性で定年まで働こうかな・・と思うとなんだか虚しい。
オジサン向けの趣味のアイデアを紹介するようなサイトを眺めたりするのですが、実際にはどれもピンとくるものはありません。
読書、投資、、このブログのテーマにはなっていますが、時間つぶしにはなってもそれほど熱中するようなものではなく、これなら仕事でもしていたほうがいいかも、、という程度の話です。
ゲームとかも触りだけは楽しいんですが、継続しません。やりこみ要素とかいらないくらいにすぐに飽きる。
結構真剣に悩んで、探しているのですけどね~
唯一趣味にできそうなものは・・・
そんな中でも唯一の趣味にできそうなものは税法の勉強くらいでしょうか?
「でもそれって仕事じゃね???」と思いますよね、、、確かにそうなんです。
税理士なんだから税法の勉強は仕事、、です。
でもね、「仕事だと思うから趣味ではないのでは!」とも言えます。
つまり、趣味だと思えば何でも趣味!
逆説的ではありますが、オンとオフ、仕事と趣味は分けたいよねっていう話。
実際に仕事でやる税務と、趣味としての税法の勉強ではアプローチが異なるように思います。
- 仕事の税務…事例からのアプローチで理論や法令を探る
- 趣味の税法研究…理論からのアプローチで面白い事例や興味のある法令を探る
以前から週末に税法の勉強をすることはありましたが、結構な苦行でした。
仕事の延長としてやっているから楽しめないし、資格試験のように結果を求めるからストレスも溜まる。
実際にこんなやり方だと長続きはしません。
趣味と仕事の違いは何だろう???
趣味の研究は時効警察に似ている
なんとなく、時効警察に似ていますよね。
本業の刑事ではなく、時効管理課という書類の管理や返却を担当する部署の霧山(オダギリ ジョー)が時効成立した事件を趣味で捜査して見事に解決する、、あくまでも趣味だからほっこりするし、肩に変な力が入っていない。
だって、「単なる趣味」ですから。
趣味の税法研究とは
税理士が単なる趣味で税法の勉強をする、、という微妙なズレ感がちょうどいいと思ってきました。
学者ではないから論文を書いたり研究発表することもないし、実務ではないから本業でもない、こんな微妙なズレがあるから肩に力をいれずに、頑張らずに楽しんで研究ができる、、しかも実務にもしっかりと役に立つ。
別にやらなくても誰にも文句は言われないし、自己嫌悪になることもない。
仕事の延長だと、何かに追われている気がしてしまうし、さぼると自己嫌悪になることもあります。
真面目な人や仕事が多少できる人ほどこういったことに陥りやすいのではないかなと思ったりもします。
車や機械いじりが好きな人なら、仕事で車の修理とかメンテナンスをしながら、実は音楽の機材とかを趣味でいじったりしている、というのもあると思います。
仕事とか資格の勉強で結果を求めてくると何となく理解できないのが趣味の世界です。
時効警察の中でも国生さゆりが出てくる回で、趣味ではなく本気でやれっていうようなシーンがあります。
ママさんバレーを本気でやっているのが国生なのですが、「ママさんバレーだから趣味でしょ」っていう皮肉が込められています。
趣味と仕事を完全に切り離す必要もないですが、一致させる必要もないと思います。
仕事に多少関係のある領域で趣味を楽しむ、、というのが実は一番楽しいのかもしれませんね。
あくまでも趣味というのは誰にも強制されず、誰にも監視や管理をされず、自分と誰かと比較したりせずに、自分の興味があることをディープに楽しむもの、、それが一番です。