そろそろ繁忙期な予感がしてきました。
会計事務所の繁忙期はおよそ12月から3月までといわれています。
そしてその前後も含めての11月から5月くらいまでが大きなピークになります。
つまり1年の半分以上が繁忙期です
12月になると年末調整や給与支払報告書、法定調書の作成の仕事があります。
1月の初旬くらいまでこの流れを行います。
同時に行うのが償却資産の申告です。
固定資産税のうち償却資産については申告制度を採用しているため固定資産台帳を基に償却資産の申告書の作成と提出を行うことになります。
2月の上旬は贈与税の申告、所得税の申告書の準備があります。
これがだいたい3月上旬まで続き、3月の後半は申告書の控えの納品や預った書類の返却などとともに通常の月次業務があります。
4月になると少し気が楽になりますが、少し大きな企業になると監査法人の監査等もあるため大急ぎで税金計算を行うことになり、中堅企業などを担当すると4月も結構忙しいことになります。
5月は3月決算法人の申告月になります。
なんだかんだで3月決算の法人が多いもので、法人の関与先の申告ラッシュとなります。
学校法人や宗教法人などの決算もこの時期に行うことになるため、特殊法人を担当している場合にはこの時期の仕事になります。
それでは10月、11月はどうなの??ということになりますが、これは担当者によることになります。
前倒しで準備しようと思ったら10月後半くらいから仕込みがはじまります。
年末調整の準備については、そろそろ給与データや社員データの入力チェックを始めることになります。
所得税の確定申告についても前年のデータを確認したり、直近の月までのデータや業績をチェックしながら確定申告にあたっての留意点の確認やスケジュールなどの確認をすることになります。
必要に応じて節税対策の提案や決算前の事前検討会などを行うことになります。
まったり過ごしている人と自分のペースでそろそろ動き始める人がいますのでスタッフの性格や仕事の進め方ではっきり分かれます。先行逃げ切りか追い込みかということになります。
僕はどちからというと早め早めに準備して取り組みたいほうで、ぎりぎりに焦って仕事したくないのでそろそろ繁忙期な予感です。