税理士の仕事って何でしょう?
税金の計算をする人というのがほぼ正解なのですが、昨今の税理士は税金の計算だけでは食べていけません。
記帳代行をやり、経営指導や会計処理を行い、法務面のサポートやFP的な支援も行って…という感じで、経営者や資産家のお客様の経営や資産運用をいろいろな面からサポートしています。
いろいろやって大変なんですよ、マルチな知識とバランス感覚が必要となります。
でも、税理士法人という組織ではある程度は立場や役職によって制約がでます。
個人事業の商店のお手伝いなんてさすがにやらなくなってきます。
別にいいんですけど、そういった仕事は他のスタッフに回して付加価値の高い、専門性の高い仕事をやってくれというわけですよ。
付加価値の高い業務がいきなりできるわけがない
でも、専門性の高い仕事って言ってもそんな転がっているわけではないでしょう。
まあ、それでも付加価値をあげて、専門性を高めるのは一朝一夕ではできません。
とりあえず事務所にいる時間は半分くらいは申告書のチェックや確認、スタッフの支援です。
外向けの仕事は自分の専門性にあわせて仕事の専門性もあげていくしかないので、まずは自分の専門性やスキルをあげるしかない。
法律家としてスキルアップから始める
そこで考えたのが法律家としての税理士へ向けてスキルアップするというもの。
考えてみると最初はITに強い税理士になりたいと思って、次は金融や資産運用に強い税理士…IT系の資格もとったし、FPの資格もとりましたが、その都度、自分が考えた設定に向けて頑張って、そこで何らかの得るものがあればいいのかもしれません。
今思っている設定がタックスロイヤー。
法律をきちんと勉強したいと思って、昨年は大学院で補佐人講座を受講しましたが、そこだけで学びきれるものではありませんでした。
勉強法をつかんだら自分でそのあとは継続しないといけないとその時から思っていました。
でも、確定申告明けにいろいろばたばたして、医業経営コンサルタントの試験もあり、やっと再開できる感じです。
で、ここから独学になるわけなのでどうしようかな…というところで、とりあえず近所にあるリブロへ。
やっぱりここは木山弁護士の本に頼るしかないということで買ってきました
まずは勉強するための勉強法から勉強する
きちんと法律の勉強をするためには勉強法から学ぶ必要があります。
資格の勉強でも合格体験記を参考にするのが一番の近道になります。
法律の勉強についても法律家の方が書いた体験記に学ぶのが一番の近道に違いない。
法律の勉強は外国語のようなもので単語や文法から学ぶことも大事になるようです。
そして法律ならではなの思考方法、論理的な思考力も重要になります。
資格試験と違ってゴールがあるわけでもなく、模擬試験などの目に見える成果があるわけでもありません。
とりあえず法律学習ノートを作ったり、条文を学ぶところから始めようと思います。
法律の勉強といっても税法、行政法限定なので多少、この本に書かれているものからアレンジが必要となりますが、とても参考になる本だと思いました。