GW後半に入って家にいるのでちょこちょことブログをアップしています。
しばらく書いていなかったので、その間のこととか余白を埋めていこうかな…と。
SGで講師をやる?
まず、最近の事件としてファイナンシャルプランナーのスタディグループ(通称SG)で講師デビューを果たしました。
税理士なので今回は税制改正についてお話をしましたが、2月くらいの勉強会(懇親会)でSGの代表から依頼があり、確定申告時期の繁忙期から少しずつ準備をして4月に講師を務めました。
事務所主催のセミナーや、ハウスメーカーなどの顧客向けのセミナーでは講師を務めたことはありましたが、FPのSGでの勉強会講師は初めてで、多少は専門知識を持っている人達だし、学びの意識も高いので緊張しながら、、ではありますが
自主開催ではないので主催者との事前打ち合わせが大事
事前にSGの代表や事務局の方と打ち合わせをして、どのような内容にするかなどをお話をし、主催者からの要望やイメージなども考慮して内容を詰めていくのですが、今回は直近の税制改正内容だけではなく、関連するここ数年の税制改正の内容を盛り込みましょう、ということにしました。
税制改正を説明しようとするとFP的な内容だけでなく、法人税などもでてくるため意外に眠くなったり、興味がない部分もでてきます。事務所主催の税制改正のセミナーだと法人税も中心になったりしますが、なかなか一般受けは悪くて、眠そうな人も多くでてきます。
結局は税制改正の内容を細かく聞きたいのは実務家だけで、その背景とか影響とか豆知識的な部分のほうが興味をもって聞いてもらえそう、というようなことも事前打ち合わせではでてきました。だから、税制改正テーマの研修は結構たいへん、というのが当初の印象でした。
今回は個人関係、所得税や相続税まわりに絞ったので、FPとして役にたつ税務関係の知識を税制改正の切り口で勉強してもらるような内容、ということで準備をしてみました。
人に教えることは自分にとっても勉強になる
当たり前すぎて今更ですが、やはり人に教えることは自分にとっても勉強になります。確定申告の繁忙期後にPB試験を受けて、並行してセミナー準備だったので大変ではありましたが、ここ5年くらいの税制改正を再度見返してまとめ直すという作業だったので、遡ってここ数年の勉強ができた気がします。
税制改正って、改正後の制度に実務が移っていくので、いつ変わったのかなんていちいち気にしていない、というのが現実なのかもしれません。
仕事でもそうですが、講師として人に教える、ということは、話す内容以上に勉強することが多く、責任も伴うので間違いがないようにしっかり調べていきますから本当に血や肉として身につくような気がしました。
本番には魔物が棲んでいる???
1週間前にはレジュメや原稿を仕上げて後は本番、、リハーサルも自分なりにはやったし、とは思ったものの体調を崩してしまい風邪で喉が痛くて、練習ができなかった、という言い訳をしつつも、完ぺきとは程遠い準備できた。
やはり本番に近い環境で練習しないと時間配分とか、話すスピードとかは難しいと思います。
原稿はできてある程度は頭にいれましたが、喉に負担をかけられないので最低限の練習しかできなかった、という反省が本番で現実になります。
原稿量が大きぎない??
目で追うのと、口に出すのとでは全然違うのですが、コンパクトにまとめたつもりがいつの間にか、あれもこれも話したいという症状がでてしまっていました。
そのため、後半はところどころ端折り端折りになってしまい…という感じでした。気づいている人はいないと思いますが、準備していた原稿と違う言葉になるのは、話している本人は結構気持ち悪い感じです。
SGの代表からは、パワーポイントで全部作ると、全部話さないといけない感じになるから難しいよね~。パワポと資料を分けるといいかも…というアドバイスもいただきました。なるほど~。
次はまた事務所主催セミナーを予定しているので、今回の反省を踏まえつつ準備をしたいと思います。