FPの勉強会の講師に向けて新型コロナウイルス緊急経済対策について調べているところですが、FPとしては給付金や補助金についての情報は知っておきたいところだと思います。
テーマとして給付金や補助金を取り扱うのはいいと思うのですが、結論というか構成として単純に給付金や補助金に頼るべきかどうかは個人的に迷う部分ではあります。
顧問先に制度の紹介をしているながらも、自分の中でも結論はでていない部分で、給付金や補助金はあくまでも副次的なものだと含ませながら伝えているというところではあります。
自助努力を怠らないのか?
東日本大震災で東北などの被災地に多くの予算が落ちていますが、有効に活用できているのか、被災地の人たちが自助努力を怠っていないのか、、といった検証はできてはいないと思います。
確かにももらえるものは是非もらいたい、他の人がもらっているのではなおさらです。
ただ、元々この給付金は税金や社会保険料として自分たちから徴収されたもので、いったん還付や還元されているだけなので、お金のでどころは自分たちの財布からなのですよね。
補助金や助成金に頼らずにまずは自分の足で復興を目指す
最近Amazonプライムでみていた動画が唐沢寿明主演のTBS日曜劇場「ナポレオンの村」です。
どのようなあらすじかというと、限界集落の立て直しを自らの使命としている役人が東京のある村にやってきて村人や役所の人たち、市長の意識を変革して限界集落だった村を奇跡的に復興していく、、、というストーリーです。
その最終回がまさに補助金の話でした。
国から多額の補助金が村に支払われることになり、国の支援でモデルケースとして復興の後押しが行われることになったが、途中で打ち切りが決まってしまう・・
やっと村人たち意識が変わって、自分たちで考え、動いて復興に向けて自発的に歩き出していた村人たちが、 補助金や国の支援が決まったとたんに受け身になって自ら考えることをやめてしまう、、そんなときに主人公はどうする??というような感じです。
大泉洋主演のプラチナタウンも同じように地方創生ものだったのですが、こちらも同じように意識改革が大事で負け犬根性を叩き直せ的なものだったと思います。
家計や会社も同じで、自ら考えて動くことが大事
家計や会社でも同じようなことが起こっているのではないでしょうか。
補助金や給付金をもらってはダメだと言っているわけではなく、政府や役所の支援に甘えるのではなく、自助の精神を忘れてはいけないということ。
もらったうえでどう有効に使うかは各自それぞれで考えればいい、、ただそれだけの話。
単に税金で払ったものが戻ってくるだけなので、ふるさと納税で地方に寄付するのもいいし、旅行業や飲食業などの支援にお金を回してもいい。第2派に備えて手元に残すのもまたよしだと思います。
もらうべき、辞退すべき、、という話は本来あまり意味がない。
有事への備えと立て直しは自分の力で
テレビやマスコミでは下層の人たちに必要な支援について報道されます。
派遣村のときもそうでしたが、ネットカフェに寝泊まりする人たち、明日の生活費に困窮する人たち。
そういった報道に微妙に違和感を感じるのは自分だけでしょうか?
本当にかわいそうなのは社会に出たばかりの新社会人や学生さんなど20代で、資金の準備期間がなくて大変だと思います。
中小企業であれば普段から有事に備えて内部留保を厚くしておくべきだし、家計であれば毎月の給料から少しずつ貯蓄をしていくべき、、だと思います。
感染症や地震、台風などの自然災害はいつあってもおかしくない状況です。
いままでだってそうだったはず。
社会のセーフティネットも大事ですが、有事に備えた不断の努力が本当はもっと大切なことなのです。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということにならないように、自分や家族、会社を自ら守れるようにもっと強くならないといけない、、、
自戒を込めてですが、そういうことじゃないかと思います。
FPの勉強会で本来議論すべきテーマは制度の内容云々ではなく、そういったことじゃないかな??
、、と鬼滅の刃のアニメを観ながら考えていました。