情報セキュリティマネジメント試験が中止になったので、税金の勉強に戻ろう・・・と思っている今日この頃です。
税金、税法、租税法・・・何から勉強し直せばよかったっけ???と、疑問に思ってしまいました。
憲法を読んだことはありますか?
改憲や護憲、憲法改正の話って総理大臣が変わったらもういいのかな?安倍政権の終焉とともにその話題は終了なのか・・・。
憲法ね、、、
そういえば税理士になるのに憲法って学んだことはありません。
税理士試験には憲法の勉強は一切必要がないのです。
思えば大学生のときに選択教科で憲法の単位をとったような気がしますが、イマイチ記憶はあいまいです。
商学部ですから、法律科目はおまけみたいなもので。
憲法と租税法律主義
税理士になってしばらくして、税法や租税法とよばれる税務の基礎的な部分を学びはじめるとでてくるこの言葉。
「租税法律主義」というのは憲法で決められているようです。
このぐらいは何となく勉強しました。
となると、憲法は勉強しないといけないか・・・。
ということで簡単で読みやすい入門書はないかな、、、と思っていたのですが、書店で見つけました。
マンガで読める憲法の入門書。
「マンガでわかる日本国憲法」がお勧め
マンガでわかる日本国憲法、監修は租税法や税務関係の書籍も多く書いている木山泰嗣先生。
マンガベースですからストーリーで入ってくるし、解説もとてもわかりやすくて、日本国憲法を勉強する入口にはちょうどいいと思いました。
と言っても、憲法自体を掘り下げたいわけではないので、憲法についてはこの1冊でいいかな、、という感じさえします。
ざっくり全体像がわかれば、あとは税法との関係を勉強すればいいのですから。
この本の序盤ででてくるのですが、憲法は国民を守るための法律だということをはじめて知りました。
確かに、独裁者がでてきて好き勝手に法律を作られたとしても、憲法違反は許されないのであれば国民の権利は守られる、、ということでしょうか。
そう考えると憲法は大事だし、好き放題に課税されることがないということでいうと、租税法律主義はまさに国民を守ることにもつながります。
租税法律主義は、国民主権の考え方や最高法規である憲法によって国民の財産を守る、、というなのかな、、、となんとなく理解ができました。