ファイナンシャルプランニングの主役はあくまでも顧客であり、FPは単に専門家としてお手伝いができるにすぎません。
ファイナンシャルプランニングを行うことの目的は顧客の自己責任に基づく自己決定です。
したがって、FPは顧客の自己決定をを目指して顧客との適切な関係を作りだすことが大切になります。
そのためには次のようなことを説明しておくことが重要となります。
1.顧客に適切な方法でプランニングのプロセス全体にかかわる概念やポイントを説明する。
2.顧客に提供されるサービスの内容、プランニングのプロセス、必要資料について説明
3.顧客とプランナーそれぞれの責任について明確にする。
4.報酬体系や顧客との関係期間についても合意が必要となる。
我々、税理士の仕事でもお客様との関係確立は大きなテーマとなります。
お客様一人一人が性格や価値観が異なり、また求めるスピードもまったく異なります。
資料を依頼するとすぐに返事がくる代わりにこちらにもすばやい対応を要求する方、とにかくスローなお客様…
また、契約内容や報酬などは初期の段階でなるべくオープンにすべきなのはいうまでも無いでしょう。